日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★☆☆
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正解:マイタケ
炒め物から炊き込みご飯や天ぷらまで、どんな料理でも美味しくいただける万能キノコであるマイタケ。シャクシャクした歯ごたえがたまらないという人も多いのではないでしょうか。
近年、栽培が盛んになったことで手頃な価格で手に入るようになりましたが、ひと昔前は非常に貴重なキノコで、見かけてもおいそれとは手が出せないような価格でした。
ただし、天然ものは幻のキノコとも呼ばれていて、素人が山に入っても、見つけるのは至難の業だそうです。そのため天然のマイタケをスーパーで見かけることは難しく、高値で取引きされています。
名前の由来もその希少性からきていて、見つけると舞い上がるほどうれしいほど貴重なキノコということで名づけられたといわれています。ほかに、蝶の羽のように大きなカサがヒラヒラと舞っているように見えることから名づけられたという説もあります。
マイタケといえば、舞茸という漢字のほうがお馴染みですが、実は、この想菰や重菰という表記も存在します。ただし、なぜ想菰という漢字が当てられたかという理由は明確になっていないようです。
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