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夜はバータイムも、リビング感覚でくつろげる

ということで夜にも訪れてみた。カウンターには特製スパイスも販売しているスパイス料理の名手のシェフによるサングリアやレモンサワーの瓶が並ぶ。メロンや大葉をスパイスとともに漬け込んだ白のサングリアでまずは乾杯。サングリアは季節によりレシピが変わるので一期一会だ。

夕刻の中で浮かび上がる一軒家レストラン。灯りがこぼれ、よりアットホームな雰囲気に
季節の果実やフレッシュハーブ、スパイスを組み合わせたサングリア(900円)は白と赤をご用意

前菜は胡麻と梅ソースのキャロットラぺ、自家製しめ鯖いちじくジャム添えなど、定番にひとひねり加えたメニューばかり。価格も600円~と居酒屋感覚だ。牛タングリル、生姜のきんぴら添えのマッシュポテトなど、好きなものを少しずつつまめるのも気楽。

前菜はやメルバソースを添えた豚バラリエットなどのおまかせ3種盛り(1800円~)でもオーダー可能

ロジエ特製白いナポリタンやジェノベーゼなどのパスタは1800円~。錦爽鶏の骨付きグリル2500円や房総ポークのロースグリル2800円などのカルネも提供しているので、しっかりしたコースをアレンジすることも可能だ。

白いナポリタンはスパイスの効いたサングリアとの相性よし!人数に分けて盛り付けてくれる

バータイムとしての需要も多く、ふらりと立ち寄り、飲んで帰る地元客も多いのだとか。スタイリッシュな一軒家レストランとは思えぬほど、穏やかな空気が流れ、3、4人組の若い男性客も多い。気張らず、誰かの家のリビング感覚でみな、集っている。

絶妙な火加減の牛タンのグリル(1500円)はシャキシャキのクレソンを添えて

ランチでも、ディナーでも、ちょっと一杯でも、あらゆるシーンに寄り添う、まさに使い勝手のいいお店。恵比寿駅から近い立地でありながら、隠れ家的要素もあり、知っていると自慢できる、とっておきの居場所ができた。

ロジエ

『ロジエ』
[住所]東京都渋谷区恵比寿南2-4-19
[電話]03-5708-5221
[営業時間]11時30分~14時(L.O.13時30分)、ディナー17時30分〜、BARタイム21時〜
[休日]なし
[交通]JR、地下鉄日比谷線恵比寿駅徒歩5分

文・写真/間庭典子

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おとなの週末Web編集部
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