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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・蒲田の中華料理店『中国料理にいくら』です。

古民家の居心地いい空間で一流を味わう

こちらも今回の誌面で絶対に外せない地元のニューフェイス。いや何なら今後の我が人生にも欠かせないだろう存在だ。店主の新倉さんは誰もが知る中華の老舗に26年在籍し調理長も務め、満を持して1年ほど前、生まれ育った蒲田で独立した。中国各地で地方料理を学んだ経験を生かし、伝統を重んじながら独自の表現で革新的な味を発信している。

「匠大山鶏」のパリパリ揚げ”脆皮鶏(ツイピーチー)” 1800円

『中国料理にいくら』「匠大山鶏」のパリパリ揚げ”脆皮鶏(ツイピーチー)” 1800円(ランチセット) ※小さな前菜・季節の蒸しスープ・ご飯・点心・お新香付 旨みがあふれる骨付き肉。脆皮鶏は「広東州名鶏=名高い料理」といわれる
 ※『おとなの個室温泉 2024』絶賛発売中(画像をタップするとAmazon購入ページへ遷移します)

それは、例えば見せ方にフレンチや和の技法を取り入れても味の着地はしっかり中国料理であること。そして楽しさがあること。名物「脆皮鶏」からもその想いが伝わってくる。選んだ鶏肉は旨みが濃い「匠の大山鶏」。皮をパリッとさせるため、飴がけをして乾かしたり仕込みに数日かけるそれは驚くほどクリスピー&身しっとり。下味で施した八角や山椒などの風味も深く、骨までしゃぶりつきたいほど愛おしい旨さ。もうね、優勝です。

『中国料理にいくら』

[住所]東京都大田区西蒲田7-41-8 レスト西蒲田1・2階
[電話]03-6424-9205
[営業時間]11時半~14時半(13時半LO、土・日・祝14時LO)、17時半~22時(21時LO)
[休日]月(祝は翌火休)、第1・3水
[交通]JR京浜東北線ほか蒲田駅西口から徒歩6分

撮影/橋本真美、取材/肥田木奈々

※2023年4月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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