もしかして流行ってる?と思うほど、最近よく耳にする“腸もみ”。この注目キーワードを体験しに、まさに「腸」お悩み真っ最中なライター岡本がトライ!果たしてその効果や如何に?
長年のつまりをプロの技でなんとかして欲しい
最近よく聞く“腸もみ”ってどんなイメージですか?便秘体質のライター岡本は「早く出ろ~」とばかりに、腸をぐいぐい押したりしてましたが、お気づきの通りこの方法はNG。で、初のリアル腸もみを体験することに。予約したのは折しも“出ない”感じ濃厚なとある日だった。
まず「こちらを」と出てきたのは温かいおダシ。なんだか和食店みたいだなぁと思いながらいただき、「お悩み」やどこが不調かといった症状を確認する。こちらは整体と腸もみの合体タイプで、最初は整体から。凝りに凝った体をほぐしてもらって「くぅ~気持ちいい~」となったところで、いざ腸もみ開始だ。
ちなみに腸もみとは?と聞いてみると「ある一定のリズムの刺激を腸管に送り、固さや違和感のある部分にアプローチし、自律神経を整える手技です」とセラピストの江川さん。便を押し出すのではなく、自律神経が整えられて排便が促されるのか。なるほど~。ダシ汁を飲むと胃が動いて腸もみの効き目が強まるのだとか。便秘の人は毎朝のダシ汁推奨だそうです。
ひと通り仰向けでもんだ後、さらに下半身をひねったポーズで脇からも腸をもむ。ちなみにセルフでやる時もこのポーズがいいそうだ。同時に江川さんが背中側から膝で振動を与えるが、これこそセルフじゃできないプロならではの技!「腸管と脳を繋ぐ神経の割合は脳から腸管が3、腸管から脳が7の割合なんです。それだけ腸管の情報は脳にとって重要なのでしょうね」と江川さん。腸と脳って繋がってるんだ!
仕上げはホットストーン。温めた石で優しく押してくれる。これいいねぇ。「家でもできます。お風呂で石も一緒に湯船に浸けて温めればいいですよ」とのこと。終了後、整体により軽~くなった体で退出。
すぐにトイレに駆け込むかと思ったけど、そうでもない。ならば一杯飲んだ方がいい気がして(そんなエビデンスはございません)立ち飲みへ。この日は何事もなく終了し、翌朝スルっと出たのでした。あースッキリ!
『腸元氣堂』施術師:江川泰志さん
リフレクソロジー、ボディケア、骨格調整などの幅広い技術と腸もみを合体させた施術を行う。「なぜそうなったのか」といった原因をヒアリングで究明し、食事指導なども含めたアドバイスで一人ひとりに合った方法を目指している。腸もみ健康法協会所属
『腸元氣堂 腸もみ 銀座店』
[住所]東京都中央区銀座3-9-5 伊勢半ビル401
[電話]03-6662-4642(総合受付9時~23時)
[営業時間]10時~23時(最終受付22時)
[休日]不定休
[交通]都営地下鉄浅草線ほか東銀座駅A8番口から徒歩1分
※ほかに綾瀬店本店、中延店、つくば店あり