「仕事のされた料理×立ち呑み」東京・学芸大学『立呑み鉄砲玉』　名物・マグロ刺しのこだわりとは!?

2023年11月13日 / 居酒屋

画像ギャラリー

全店実食調査！『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・学芸大学の立ち呑み店『立呑み鉄砲玉』です。

ザ・王道の立ち呑みにしてアテは本格！

駅徒歩1分の立地にいかにも昔ながらの姿で2022年夏に登場した『立呑み鉄砲玉』。3坪に満たない空間で店主の仕事っぷりがよく見えるのもいい。今どき風などとは一線を画して潔いのだ。

マグロ刺し 980円

驚くのは、つまみのよさ。名物の「マグロ刺し」は生の本マグロにこだわって懇意の仲卸からその日のいいものを入れる。盛り合わせでなく単品で出すのも、ベストのタイミングで「ひと切れ目のおいしさ」を迷わず感じてほしいから。

「浸し豆」は鰹と昆布の一番ダシに二晩かけて漬け、手間がかかっている。ほぼ自家製で既製品はなし。かといって提供速度も小気味よく、ホッピー同様“なか”だけおかわりできるドリンクも300円台から揃う。こりゃ飲むだろ。立呑み不毛の地とも言われていた学大に新しい風が吹いている。

【お店の特徴】店主の正木さんは、若くして料亭でしっかり料理を学び、立ち呑みの繁盛店の切り盛りも経験。かくして「仕事のされた料理×立ち呑み」というウレシイ店が誕生した。磯辺揚げに付く佃煮だって明石の海苔を使った自家製だ。

［住所］東京都目黒区鷹番3-3-19
［電話］03-4400-8974
［営業時間］15時〜23時
［休日］水
［交通］東急東横線学芸大学駅東口から徒歩1分

撮影／貝塚隆、文／池田一郎

※2023年4月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください

この記事のライター