うなぎの隠れた魅力に開眼!東京・千駄木『鰻と地酒 稲毛屋』店主が惚れ込んだ日本酒は約40種を常備 

(手前から)紅白焼 2600円、うざく 1700円、にこごり 730円 (手前から)関西風の蒲焼と白焼セットの紅白焼。焼きたてのうなぎを酢の物に。生姜が効いたうなぎのにこごり

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・千駄木のうなぎ店『鰻と地酒 稲毛屋』です。 極上のうなぎと地酒 やっと会えたね 味のある引き戸を開けると、すぐに焼き場。タレが焦げ…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・千駄木のうなぎ店『鰻と地酒 稲毛屋』です。

極上のうなぎと地酒 やっと会えたね

味のある引き戸を開けると、すぐに焼き場。タレが焦げる香りに口元がジュワリ。手際よく焼く店主の當間さんの福々しい顔を見て確信する。「うなぎ×地酒」は幸せへの近道だと。早速、即いただけるにこごりを肴にのどを潤そう。うなぎの串焼きは、肝もいいが、あばら部分の小骨、これまた珍しいレバーは押さえたい。うなぎの隠れた魅力に開眼するだろう。

にこごり 730円、うざく 1700円、紅白焼 2600円

『鰻と地酒 稲毛屋』(左奥)にこごり 730円 生姜が効いたうなぎのにこごり、(右奥)うざく 1700円 焼きたてのうなぎを酢の物に、(手前)紅白焼 2600円 関西風の蒲焼と白焼セットの紅白焼

戦前からの祖業は鶏肉屋とあって、実は地鶏の旨さも格別。焼鳥屋の一面もあるなんて最高すぎるよ。日本酒は店主が蔵元を訪ね歩いて探した、「売れる売れないより自分が好きなもの」が常時40種ほど。蒲焼が焼き上がる頃にはきっと、極上の酔心地だ。ちなみに予約必須。幸せの扉は、まずそこから!

【日本酒にこだわりあり】
當間さんは地酒ブームに先駆けて、まだ無名の銘柄を自らの足と舌で厳選してきた。現在は超人気の「而今」もブレイク前から応援し、毎年「而今を味わう会」を開催するほど。「羽根屋」「飛鳥井」「松の寿」などもイチオシだ

『鰻と地酒 稲毛屋』

[住所]東京都文京区千駄木3-49-4
[電話]03-3822-3495
[営業時間]11時半〜14時(13時15分LO)、17時〜21時半(20時半LO)※土は〜21時
[休日]水、月3回木
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅2番出口から徒歩6分

撮影/小島昇、取材/渡辺高

※2023年5月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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