日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★★★☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:アシタバ
明日葉という表記のほうが馴染みがあるかと思いますが、鹹草という難しい漢字が使用されることもあります。また、「あしたぐさ」と呼ばれることもあります。
アシタバはセリ科の多年草で、東京都の八丈島や三宅島の特産品として知られています。
成長が速い植物であることが最大の特徴です。朝に葉を摘んでも翌朝には同じ場所に葉が生えているほどだといわれていますが、実際には、元どおりになるには3~4日はかかるとか。それでも他の植物と比較したら、驚異的なスピードですね。
その生命力の強さゆえ、古くから「不老長寿の妙草」とされてきました。まだ動物実験の段階とのことですが、アシタバに含まれる物質が細胞の老廃物を排除し、細胞を守ることで寿命を延ばす助けになるかもしれないという研究も報告されています。不老長寿の妙草も嘘ではないことが証明される日が近いかもしれませんね。
葉を摘んでも明日には新しい葉が生えていることからアシタバと名づけられました。また、鹹草は漢名で、「かんぞう」という読み方もあります。