日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★☆☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:ハマグリ
ハマグリは、淡水が流れ込む砂泥地に生息している二枚貝です。水揚げ量の多い地域は、茨城県から千葉県に続く鹿島灘や、房総半島付近で、このあたりで採取されるハマグリは大人の握りこぶしよりも大きいサイズものが多く、周辺地域ではハマグリの浜焼きが名物になっています。
国産の天然ハマグリは乱獲や漁場環境の悪化により漁獲量が激減し、国内で流通しているハマグリの約9割は中国、台湾、メキシコなどからの輸入ものとなっています。
名前の由来は、形が栗に似ていることから「浜栗(ハマグリ)」と名づけられた、浜の小石がグリと呼ばれ、浜にころがっているグリのようなのでハマグリと名づけられたなど、諸説あります。
また、古代中国では獣でも鳥でも魚でもない生き物ということで、虫へんが使用され、それに2枚ぴったりと合った殻を持つため「蛤」という漢字が当てられたといわれています。