現地調査&筆者オススメの下呂温泉土産
最後に人気の下呂みやげを紹介しよう。
まずは、“美人の湯”といわれる下呂温泉の源泉100%を化粧水にした「下呂温泉みすと」(小/1320円)。防腐剤や化学成分は無添加なので肌によくなじみ、スベスベに。
『法扇』の女将、小池稔さんが勧めてくれた「下呂麦酒」(650円)と、下呂の地酒「天領」(587円)。いずれも『法扇』でも飲むことができるそうで、飛騨牛朴葉味噌をはじめとする郷土料理によく合うとか。下呂市内の酒店で購入することができる。
こちらは、「龍の瞳」(2キロ/1300円)。下呂産のお米で、コシヒカリの約1.5倍粒が大きくて、粘りや甘み、香りと、おいしいお米の条件をすべて満たしている。
ゆえに、全国米·食味分析鑑定コンクールで2006年~09年まで4年連続金賞受賞。さらに「あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテスト」でも、20年~23年に賞を総ナメ。筆者も何度か食べたことがあるが、これほどおいしいお米にいまだ出合ったことがない。
最後は「下呂プリン」。地元の下呂牛乳やマダガスカル産のバニラビーンズ、宇治の最高級抹茶、本物の生クリームなど素材を厳選。その反面、どこか懐かしいビジュアルと味に仕上げているのが特徴だ。
昔のやや固めの食感を再現した「下呂プリン(レトロ)」(400円)や、メロンソーダのゼリーを合わせた「メロンソーダプリン」(400円)、抹茶の味と香りに心が和む「抹茶プリン」(450円)など種類も豊富。
2回にわたって下呂温泉の魅力を伝えてきたが、次回は下呂取材の帰りに立ち寄った絶品のチャーラーを紹介しようと思う。お楽しみに!
取材・撮影/永谷正樹