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新大久保といえば、やはり「本格韓国料理」

韓国料理店が集まる街・新大久保。駅周辺にある若者向けのにぎやかな店とは一線を画し、路地裏などには喧騒から離れ、本国そのものの美味を提供する店も多い。今回は、本格韓国料理を大調査してきました。

『ナンマンゴギ』進化する熟成肉で、初体験のサムギョプサル!

店の入り口で不思議な光景に出合った。水槽にたゆたうのは魚ではなく大きな豚の塊肉。奇をてらったディスプレイかと思いきや、常時0.5℃に保たれた塩水の中で、凍らせずにゆっくりと低温熟成させる独自の手法なのだとか。炭火の上で香ばしく炙った豚バラ肉はすっと歯が入る柔らかな口当たりで、噛むほどにすっきりとした甘みの脂がほとばしる。同じく低温熟成させた肩ロースはコクも風味も増している。

『ナンマンゴギ』厚切サムギョプサル

「最初はぜひ塩とワサビだけで食べてみて!」とスタッフに勧められた理由も納得だ。さらに焼くほどに旨みが増す熟成キムチに、サンチュやエゴマの葉、甘酸っぱい大根の漬物なんかと一緒に食べれば、みずみずしい野菜の食感や複雑味も加わって、ヘビー級の塊肉も軽やかに平げてしまう。新大久保にサムギョプサルを出す店はいくつもあるけれど、食いしん坊な大人の舌を満足させてくれる、間違いなしの1軒だ。

『ナンマンゴギ』

[住所]東京都新宿区百人町1-1-22
[電話]03-6457-3092
[営業時間]11時〜23時(22時LO)
[休日]無休
[交通]JR山手線新大久保駅から徒歩6分

・新大久保“コリアンタウン”の本格韓国料理店6選【お店で使える韓国語付き】
https://otonano-shumatsu.com/articles/327815

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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