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マツコ・デラックスさんがMCを務める人気番組『マツコの知らない世界』(TBS系、火曜午後8時57分~)は、いろんなジャンルのゲストを招き、軽妙なやり取りとともに、ゲストの得意分野を深く掘り下げて紹介する内容が魅力です。今夜1月31日の放送では「焼き芋」が取り上げられます。『おとなの週末Web』でも、これまでに「焼き芋」関連の記事を掲載してきました。ダイジェストの記事で、おススメ情報を振り返ります。

石焼き芋はなぜ「石」で焼くのか

冬に軽トラでやってくる「い〜しや〜き〜いも〜」の声と、甘いイモの香りに誘われて石焼きイモを買った人は数多くいるでしょう。では、石焼き芋の石って、そもそもなぜ石で焼くのか? では石だと何がいいのか? 知ってるようで知らない謎を石屋さんに直撃しました!

まだ幼少の頃、石焼きイモなるものは石「を」焼くとイモになると思っていた。それが加熱した石「で」焼くからだと、ずっと勘違いしていたと知ったのは小学生になる直前。

近所に軽トラックの石焼きイモ屋さんが来たので買いに行ったところ、石の上にホクホクの焼きイモが並んでいるのを見た時だ。どおりで落ち葉を集めた焚き火の中に石ころを入れてもイモにならないわけだ。もうできたかな? なんて、イモを掴んで何度もヤケドした自分が恥ずかしい。ま、今では笑える黒歴史だけれど。

それから数十年。石で焼いたホクホクの焼きイモを「うめえなあ」と言いながら数多食べてきた。しかし、ふと新たな疑問がよぎった。

それは、そもそもなんで石で焼くの? さらに石は何がいいんだ?
というもの。

石焼きイモってイモの品種のことは語られるが、加熱のための石にスポットが当たらな過ぎな気がする。

例えば焼鳥では、紀州備長炭>備長炭>炭火>ガス台的な、これで焼くと旨い図式がある。炭火は遠赤外線効果があり、滴る鳥の油で立ち上る煙が絶妙の味付けにもなるからだ(これが絶対に正しいとかではなく)。そんな図式、理由が石焼きイモの「石」にもあるのではないか?

というわけで、餅は餅屋だ。石のことなら石屋さん。

さっそく埼玉県にある日本唯一の玉石・玉砂利専門店『日本玉石』さんに話を聞いてみた。

「焼きイモ用の石ですか? それ用の石はないですね。でも、『大磯』の9〜12ミリや『天然黒玉石(旧・那智黒)』の20ミリほどのものを購入に来られる焼きイモ屋さんは何人もいましたよ。この2種の人気の理由まではわかりませんねえ」とのこと。

・石焼き芋はなぜ石で焼くのか。どの石で焼けばいいのか、石屋に直撃!!
https://otonano-shumatsu.com/articles/235018

日本一の焼き芋専門店『神戸芋屋 志のもと』 2カ月から1年寝かせて熟成したサツマイモを使用

「全国やきいもグランプリ2020」にてグランプリを受賞した日本一の焼き芋専門店『神戸芋屋 志のもと』が、2021年9月下北沢に東京初出店。なぜ下北沢を選んだのか伊藤店長に尋ねると、地元・地域に根ざしている場所を探していたら、たまたま出会ったのだそう。

全国から厳選したこだわりのサツマイモから作る焼き芋は常時4種類並ぶ。そのほか蜜芋ソフトクリーム、芋けんぴ、スイートポテトなど焼き芋スイーツも充実している。

『志のもと』のサツマイモの美味しさの秘訣は熟成させること。

一度ダメージを与えて生き残ったものを2ヶ月から1年寝かせて熟成させるそう。こうすることで糖度が増し、甘い焼き芋を作ることができるのだとか。

・日本一の焼き芋専門店『神戸芋屋 志のもと』が東京に初出店!
https://otonano-shumatsu.com/articles/254908

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