「絶品のカルボナーラ」を目指して、ランチタイムに一番乗り!
そんなローマ名物には、カルボナーラもあります。
日本でも人気のスパゲッティメニューですが、本場イタリアでは、生クリームは使わずに、卵、チーズ、パンチェッタという豚の塩漬け肉でつくったソースに、パスタをからめるということです。濃厚な味わいが期待できそうですね。
オイラはジジイ(68歳)ですが、大のスパゲッティ好き。「ならば、本場のカルボナーラを……」ということで、ガイドブックを片手に人気の店へ出かけてみることにしました。
そこで頼りにしたのは、3年間ほどローマで暮らしていた女性が書かれた書籍です。“観光客のいない素顔のローマ”がテーマらしく、なるほど魅力的なスポットがいくつも紹介されていました。先の切り売りピッツァのお店も、じつはこの本で紹介されていたのです。
その本のなかで「絶品のカルボナーラ」として紹介されていたお店があります。「トラットリア・アンティーコ・ファルコーネ」という街の食堂。バチカンのサンピエトロ大聖堂から徒歩で15分ほど、トリアンファーレ市場の近くにあります。
そうそう、切り売りピッツァのお店からもそう遠くない場所です。ランチタイムの開店時間は12時30分でしたが、その1時間近く前からお店の外でビールを飲みながら“張り込み待機”して、いざ入店。はい、一番乗りいたしました。