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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・都立家政のラーメン店『食堂七彩』です。

主役は麺!啜る楽しさに無我夢中

東京下町スタイルのソース炒飯に、麺類もスタミナ系から油そばと豊富なラインナップのなかでも看板を張るのが「喜多方らーめん」だ。

肉喜多方らーめん1480円

『食堂七彩』肉喜多方らーめん 1480円 自慢の麺は踏み込みによるもっちりとしたコシがあり、なめらかな口当たりだ。かえしに使った醤油の香りがスープのコクと共に広がる

「ラーメンの主役は麺」と店長・三次馨さんが語るように、朝からせっせと打つのは5種類の国産小麦粉をブレンドし、水回しから踏み込み、そして切り出した後、いち日寝かせた自家製麺。

親鳥に薩摩本枯節や伊吹イリコなど吟味した素材を炊いたスープから引き出し啜ってみれば、茹でる直前に手揉みした縮れがピロピロとランダムに唇を撫でていく感覚にもう夢中。

さらにもうひとつの名物麺が「稲庭中華そば」。こちらはオーナーと稲庭うどんの老舗がタッグを組んで開発した乾麺で、絹糸のようなツルみを帯びた口当たりの後から干すことで熟成した小麦の香りが鮮やかに返ってきた。表情がガラリと異なるふたつの麺に啜る楽しさを再発見できる。

『食堂七彩』店長 三次馨さん

店長:三次馨さん「麺量は並から大まで同料金です」

『食堂七彩』

都立家政『食堂七彩』

[住所]東京都中野区鷺宮3-1-12
[電話]03-3330-9266
[営業時間]11時半〜15時、18時〜翌1時、土・日・祝:11時半〜20時半
[休日]火
[交通]西武新宿線都立家政駅北口から徒歩2分

※画像ギャラリーでは、稲庭うどんとのコラボ麺が綺麗にスープに浮かぶ「稲庭中華そば」の画像がご覧いただけます。

▶おとなの週末2025年6月号は「満喫!ニッポンの生ビール

『おとなの週末』2025年6月号

撮影/浅沼ノア、取材/菜々山いく子
※2025年2月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「王道の醤油ラーメン、東京の新店5選! 舌と心に沁みる究極の一杯」では、 雨後の筍のように新店が現われる都内のラーメン店の中でもキラリと光る醤油ラーメンの“名店候補”を紹介します。

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おとなの週末Web編集部
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