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京都丹波地方。緑深い山々と清らかな水に囲まれたこの土地で育まれる食材のおいしさはとびきりだ。そのひとつである地鶏は知る人ぞ知る極上の食材として、食通からも愛されている。「京地どり」は京都府がつくり出したオリジナルの地鶏で、福知山などで飼育されている。他にも各畜産農家が独自のブランド鶏を飼育しており、「丹波黒どり」、「丹波赤どり」、「丹波あじわいどり」などが有名だ。これだけブランド鶏が並ぶ丹波地方。もちろん鶏卵にも質の良いものが揃う。

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質の高い鶏卵をスイーツで味わう

福知山市内を流れる由良川。この川も丹波のおいしいを支える
生産者がエサや育て方にこだわる卵がたくさん。新鮮な鶏卵がすぐ手に入る

そんな鶏卵のおいしさをスイーツで味わうなら、福知山で創業10年を迎えた『明智茶屋』の「光秀の愛したプリン」はぜひお試しいただきたい。福知山産の卵にこだわり、その卵黄のみを使用した、なめらかでクリーミーなプリンは濃厚な卵とバニラの風味が楽しめる一品。

店主の光秀愛が詰まったプリンは、創業当時からのロングヒット (C)Shingo Mitsuno/cinematographe

ほかにも季節のフルーツを楽しむ「フルーツ大福」や、焼き菓子なども並ぶ。2023年にリニューアルした店舗内でもいただくことができるので、福知山の町散策途中でひと息つくには最適な場所だ。

季節毎に登場する「フルーツ大福」も人気 (C)Shingo Mitsuno/cinematographe
「光秀プレート」はアイスクリーム、生チョコ、パイなどとドリンクのお得なセット (C)Shingo Mitsuno/cinematographe
リニューアルした店内でイートインも可能 (C)Shingo Mitsuno/cinematographe

ちなみに『明智茶屋』の名前の由来は店主・植村勇輝さんの光秀愛から。「光秀は福知山に城を築き、税を軽くして、氾濫の多い由良川の治水を行うなど、良君として庶民に慕われていた人物。僕も、おいしい洋菓子を通して生まれ育ったこの町に貢献していきたいと思って」と話す。店の顔とも言えるプリンにも光秀の名前をつける。そこには光秀愛に勝るとも劣らない、スイーツ愛と福知山愛が詰まっているようだ。

茶室のような佇まいを感じさせる空間 (C)Shingo Mitsuno/cinematographe
店主・植村さんは福知山愛をスイーツに込める (C)Shingo Mitsuno/cinematographe
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スイーツとともに巡りたい、福知山城の見どころ
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おとなの週末Web編集部
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