日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
画像ギャラリー日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★☆☆☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:たくあん
たくあんは江戸時代初期、三代将軍である徳川家光の時代に考案された食品といわれています。
考案者は、臨済宗の名僧であった沢庵宗彭(たくあんそうほう)です。
その沢庵和尚のために徳川家光が創建した、現在の品川区にある東海寺に家光本人が訪れた際に漬物が供され、その旨さに感動。しかし、そのときにはまだ名前のないただの漬物でした。そこで、家光が考案者の沢庵和尚の名前をとって、たくあん漬けと名づけたという逸話が語り継がれています。
ただし、沢庵和尚本人が命名したという説もあります。
たくわんと呼ばれることもあり、一般的にはどちらでも間違いではないとされています。ただし、上記の逸話を鑑みると、たくあんのほうが正解といえるかもしれません。
たくあんはほかの漬物よりも作るのに手間と時間がかかります。
大根を屋外につるして約2週間ほど天日干しをして十分に水分を抜き、さらに重しをして3週間から1カ月ほどぬかに漬け込みます。漬け込んでいる間に水があがってきたらその都度水を捨てるなど、とにかく手間がかかります。
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