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『Tokyo Style Noodle ほたて日和』 @秋葉原 ’22年12月OPEN

並んででも没入したいホタテワールド

まずは、ホタテのカルパッチョをいただくのが店の流儀。口をホタテモードにして、ホタテ欲をかき立てるのが目的なのだそう。

ホタテの旨みが詰まったつけ汁に今すぐ麺をダイブさせたくなるが、いったん心を鎮めて昆布水に浸した麺をよく混ぜるべし。空気に触れさせることで、昆布の香りが開いていく。

特製 帆立の昆布水つけ麺(白) 1400円

『Tokyo Style Noodle ほたて日和』特製 帆立の昆布水つけ麺(白) 1400円 北海道産小麦をブレンドした香り豊かな麺は、つけ汁なしでも完食できそうなほど秀逸。生のホタテは名産地・北海道猿払村のものを使っている

別添えのカツオ塩やワサビ、ディルで麺を堪能した後は、お待ちかねのホタテタイム。つけ汁には干し貝柱とベビーホタテ、生ホタテから抽出したエキスが凝縮されていて、ファーストインパクトから余韻までホタテが続く。

肉厚な炙りホタテのほか、つけ汁にもベビーホタテが忍ばせてあり、トッピングもホタテ三昧。月替わりの割りスープで〆れば、フルコースを食べたような幸せに包まれる。

『Tokyo Style Noodle ほたて日和』

[住所]東京都千代田区神田佐久間町2-25 ウメヤビル1階
[電話]03-3863-3773
[営業時間]11時~15時、17時半~20時、土・日・祝11時~15時(ホタテがなくなり次第終了、変則営業のため、時間はSNSで要確認)※記帳制(昼の部10時10分~、夜の部16時~記帳開始)
[休日]水
[交通]JR山手線ほか秋葉原駅昭和通り口から徒歩3分

『つけ麺 神儺祁(じんだぎ)』 @西巣鴨 ’22年11月OPEN

スパイシーさが魚介の旨みをより引き立てる新感覚

熊本の人気店『つけ麺魚雷』が東京に進出。注目は“カレールウ付き”つけ麺だ。

三河屋製麺特注という太麺をまずはひと口。ぷりもちっとしてツルリとのど越しもいい。最初はこれを豚骨魚介スープで。魚介の風味がしっかり絡む。17時間かけて炊くスープは確かに濃厚ながら、とろっとし過ぎず旨みがきれい

つけ麺(カレールウ付き) 950円

『つけ麺 神儺祁(じんだぎ)』つけ麺(カレールウ付き) 950円 ベースを豚と鶏で取るスープは骨を砕き過ぎたり、混ぜ過ぎず、雑味が少なく、旨みが詰まっている

すでにとてもいい。でも、お楽しみはこれから。半分ほどになった麺にカレールウを投入して一心不乱に混ぜる

ルウはインディな香りに唐辛子系の辛みも加わってややオイリー。そのままでスパイシーなカレー混ぜそばに。そして最後はその麺を再びつけ汁へ。ズズズっと啜ると、鼻から抜けるスパイス感のあとから魚介の旨みが上がって渾然一体。絶妙なハーモニーのまさに新感覚の旨さ!

『つけ麺 神儺祁(じんだぎ)』

[住所]東京都北区滝野川7-46-3
[電話]なし
[営業時間]11時半〜14時45分、18時〜21時、土・日・祝11時半〜19時45分 ※月は昼のみ
[休日]火
[交通]都営三田線西巣鴨駅A3出口から徒歩6分

撮影/西崎進也(航龍、本田麺業)、小島昇(ほたて日和)、石井明和(神儺祁)、取材/松井さおり(航龍、本田麺業、ほたて日和)、池田一郎(神儺祁)

2024年2月号

※2024年2月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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