念願の「肉ごぼ天うどん」と初対面!
まずやってきたのが「おでん」。こちらもまた改良を重ねたという、こだわりの自家製おでんツユ。シンプルにダシの甘味と風味が効いている。やさしい味なので、いくらでも食べられそうな勢いだが、うどんが控えているので追加はせずこれで我慢。
ついに、うどんのお出ましである。スティック状のごぼ天がささった「肉ごぼ天うどん」だ。「資」が書かれたかまぼこを見て、ついに『資さんうどん』が食べられると思うと、少し感慨深い。
まずはツユをひと口。サバやウルメがふわっと香り、あとから昆布や椎茸のダシを感じる。
うどんを啜る。つるつるっと口を滑り、もちもちっとした食感。九州らしい柔らかいうどんだ。サイドに陣取る牛肉にも手を付ける。ツユにじわっと染み渡っている肉の甘みと旨みを口中に残しつつ、またうどんをズズッ。いいぞ、いいぞ。
そして、ごぼ天。カラリと揚がった衣のサクッとした食感から、縦割りでカットされた太いごぼうのコリッとした食感の流れが心地良い。特徴的な衣は、独自配合の天ぷら粉を使っているそうだ。ツユを吸って衣がホロホロになっている部分もおいしい。これで単品770円(他店は760円)は安いなぁ。
おっと、ミニ丼の「カツとじ丼」を忘れていた。ふんわりの卵をまとった香ばしいかつはザクザク! ダシと九州醤油などで作る甘くコクのある丼ツユでしっかりとした味なので、ご飯が進むことこの上なし。
うどんと交互に食べ進める。卓上にあった「とろろ昆布」をうどんに入れるなど味変を楽しみ、気づけば完食。初の資さんうどん、有意義な時間が過ごせた。24時間営業で、いつでもこれらが食べられるとはなんともうらやましい。飲んだあとに食べるなんて最高ではないか(と、すぐそういう発想になる酒飲みのワタシ)。