2024年バレンタインのトレンドは“ご自愛系” ハズさない!有名パティシエが手掛けるチョコレート5選

2024年のバレンタインデーの準備はととのいましたか? 一年に一度のイベントには、ハズさないチョコレートを選びたいもの。そこで、今年の傾向を解説しつつ、チョコレート専門店(ショコラティエ)の商品を中心に、有名パティシエが…

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2024年のバレンタインデーの準備はととのいましたか? 一年に一度のイベントには、ハズさないチョコレートを選びたいもの。そこで、今年の傾向を解説しつつ、チョコレート専門店(ショコラティエ)の商品を中心に、有名パティシエが手掛ける間違いないチョコレートをご紹介!

「自分用」の購入が増加?2024年のバレンタイン傾向

バレンタインチョコレートといえば「誰のために購入するか」によっても、どれを選ぶべきか答えが違ってくるもの。コロナ禍後は、リモートワークの浸透もあいまってオフィス内での義理チョコ文化が薄まり、ここ数年でバレンタインチョコレートを贈る相手や購入理由に変化が表れていると、チョコレート業界の関係者に話を聞く機会も増えた。

「バレンタインギフトに関する意識調査 2024」バレンタインのチョコレートやギフトはどなた向けの予定ですか?という質問に対する回答(複数回答、n=3541)(画像はニュースリリースより)

ハースト婦人画報社が2023年11月30日~2023年12月3日に行った「バレンタインギフトに関する意識調査 2024」によると、回答者の6割以上がバレンタインのチョコレートを「自分用」に購入すると回答したそうだ。「配偶者・パートナー向け」などへの購入は、2022年から2023年にかけて65%から63%と2ポイント減少したにもかかわらず、「自分向け」の購入は57%から61%と2022年より4ポイント増加している

「バレンタインギフトに関する意識調査 2024」2024年のバレンタインに関してあなたの意向としてあてはまるものという質問に対する回答(n=3541)」(画像はニュースリリースより)

バレンタインに関する意向については「人にあげる前に自分でも試したい」(83%)、「義理チョコは減らしたい」(67%)という声があがっており、2024年のバレンタインは自分ファーストで楽しむ「ご自愛バレンタイン」が増えそうな傾向だ。

今回は本命チョコレートとして最適なことはもちろん、自分へのご褒美としても間違いない、パティシエが腕によりをかけたチョコレートを厳選してお届けしたい。

人気パティシエが手掛ける厳選チョコレート5選

1.パティスリー・サダハル・アオキ・パリ/AOKI 2024

パティスリー・サダハル・アオキ・パリ/AOKI 2024

お菓子の本場・パリを拠点とし、フランス最優秀パティシエのほか、パリ市庁賞などを受賞した経歴を持つサダハルアオキ。新作のショコラアソート「AOKI 2024」(3672円)は、本店を構えた「フランス」と、上質な素材が取れる「イタリア」、自身のルーツである「日本」の3つの地をテーマに構想した。

豊かな香りが楽しめる「ヴェルヴェンヌ」「ドゥース フランス」は、フランスをイメージ。「シトロン プラリネ 」「プラリネ オレ」はイタリアの地が育む素材のおいしさが感じられ、軽井沢からインスパイアされた「キャラメル ノワ」と京都を表現した「マッチャ マロン」は口に入れた瞬間、芳醇な風味が広がる。

それぞれの地を旅する気分でショコラを楽しもう。

【価格】3672円
【販売店舗】「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」直営店舗、全国催事会場、公式オンラインショッピングサイト
https://www.sadaharuaoki.co.jp/

2.PIERRE HERME PARIS(ピエール・エルメ・パリ)/アソリュティマン ド ショコラ8個入り

PIERRE HERME PARIS(ピエール・エルメ・パリ)/アソリュティマン ド ショコラ8個入り

2016年には「世界のベストレストラン 50アカデミー」にて「世界の最優秀パティシエ賞」を受賞し、その鬼才ぶりから「パティスリー界のピカソ」とも言われるフランスのパティシエ、ピエール・エルメ。マカロンやケーキの印象が強いが、ショコラは彼の大好きな素材のひとつだ。

今年のバレンタインは、新作や初登場のフレーバーを含むアソートメントを、5個入りから24個入りまで展開。バランスのいい「アソリュティマン ド ショコラ8個入り」(4320円)では、ティムットペッパーのスパイスを効かせたダークチョコレート「エコー」、オレンジフラワー風味のピスタチオプラリネを包み込んだ「アーリア」の2種の新作が楽しめる。

パリを拠点に活動するクリエーター、フロランス・バンベルジェが担当した、色彩豊かなパッケージも見どころだ。

【価格】4320円
【販売店舗】ピエール・エルメ・パリ 青山、他直営ブティック、全国催事会場、公式オンラインショッピングサイト
https://www.pierreherme.co.jp/

3.LE CHOCOLAT DE H/琉球

LE CHOCOLAT DE H/琉球

「LE CHOCOLAT DE H (ル ショコラ ドゥ アッシュ)」は、パティシエの辻口博啓(ひろのぶ)さんが手がける、今年で20周年を迎えるショコラブランドだ。世界のカカオの香りや味わいを日本の素材と融合させ、一粒のショコラに込めている。

注目したいのは、15~19世紀に日本の南西諸島に存在した琉球王国がテーマのチョコレ―ト「琉球」(2500円)だ。パリで開催された世界最⼤級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」内のショコラ品評会においてゴールドタブレット(金賞)を受賞した商品となっている。

「黒糖」や「琉球紅茶」、「島胡椒ハイビスカス」など、沖縄独自の食材を生かしたラインナップが魅力だ。発酵甘味料や、魚沼醸造株式会社の「糀みつ」などを加えることで、なめらかな食感を実現している。

【価格】2500円
【販売店舗】「LE CHOCOLAT DE H 銀座本店」、「LE CHOCOLAT DE H 渋谷ヒカリエ ShinQs 東横のれん街」、「LE CHOCOLAT DE H 吉川美南店」、公式オンラインショッピングサイト
https://shop.cake-cake.net/lcdh/index.phtml

4.bubo BARCELONA(ブボ・バルセロナ)/ブボ プラネット

bubo BARCELONA(ブボ・バルセロナ)/ブボ プラネット

「bubo BARCELONA(ブボ・バルセロナ)」は、スペイン・バルセロナを代表する、独創的且つ繊細なデザートの世界を追求するパティスリーだ。奥深い味わいのチョコレートの製法のみならず、パッケージデザインにもこだわり、遊び心あふれる商品を多く展開する。

そんな同ブランドのアイテムでいちおしは、チョコレートの惑星を表現した「ブボ プラネット」(9990円)だ。こちらは、今年日本初上陸の商品となる。

扉を開けると、チョコフルーツのほかチョコロック(砕いたナッツをチョコで包んだお菓子)やマンディアン(チョコにナッツなどをのせたお菓子)、チョコレートバーなど、全24種類のチョコレートが登場。そのアイコニックなビジュアルはもちろん、1つずつ扉を開ける楽しみを感じられるは、このチョコレートならではだ。

【価格】9990円
【販売店舗】「ブボ・バルセロナ 表参道店」、「ブボ・バルセロナ 高島屋日本橋店」、東京・横浜催事会場、公式オンラインショッピングサイト
https://bubojapan.com/collections/online-shop

5.LIFE IS PATISSIER(ライフ イズ パティシエ)/ショコラアソート

LIFE IS PATISSIER(ライフ イズ パティシエ)/ショコラアソート

おいしい食材を美しく仕上げることをモットーにした「LIFE IS PATISSIER(ライフ イズ パティシエ)」は、東京・自由が丘にあるギャラリーのようなパティスリーだ。世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で金賞を2度、銀賞を1度受賞した太田悠一さんがパティシエを担う

特におすすめの「ショコラアソート」(6912円)は、パリッとした食感のリーフキャラメル2種と、カラフルなハートのボンボンショコラ9種のギフトセット。カラフルで思わず心躍るビジュアルが魅力だ。

華やかな甘みと香りを感じられる「ライチ」や、爽やかな香りと酸味が心地いい「ライム」など、多彩な味わいが堪能できる。

【価格】6912円
【販売店舗】LIFE IS PATISSIER、公式オンラインショッピングサイト
※店舗は当面の間、金土日のみの営業で商品が無くなり次第終了
※配送は2月上旬からスタート
https://www.life-is-patissier.com/

文/中村友美

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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