2024年3月末までの限定提供メニューも
3.『ETEL(エテル)』/フィナンシェ
ひと味違ったフィナンシェを味わいたい人は、『ETEL(エテル)』の3種の「フィナンシェ(6個入り2700円)」にチャレンジしてみよう。同ブランドは、チーズケーキブランド『Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)』のシェフ、田村浩二さんが2023年にスタートした焼き菓子専門店だ。
「Vanilla tonka(バニラトンカ)」、「Maqaw(マーガオ)」、「Caramel oolong(キャラメルウーロン)」の3つのフィナンシェは、口の中で広がる芳醇な香りと、しっとりとした食感が特徴的。いちおしはレモングラスと山椒のような香りが漂う、台湾の希少スパイスを使用した「Maqaw」。
清涼感のある味は一度食べたら忘れられないほど印象的だ。「Vanilla tonka」は、通常の材料にバニラとトンカ豆の香りをプラスすることで、リッチな味わいを実現した一品。奥行きのある味を楽しみたい人は、香ばしい「武夷岩茶(ぶいがんちゃ)」を使った「Caramel oolong」がおすすめ。スパイシーな風味も同時に感じられる点が新鮮だ。
【価格】6個入り2700円
【販売店舗】『Mr. CHEESECAKE LIMITED STORE 麻布台ヒルズ店』
【公式サイト】https://etel-official.com/
※オンライン販売は毎週月曜日20時~
※当日分の在庫が売り切れ次第終了
4.『BROWN CHEESE BROTHER(ブラウンチーズブラザー)』/ブラウンチーズブラザー フィナンシェ プレーン
チーズ好きに注目してほしいのは、ブランド誕生から連日行列の『BROWN CHEESE BROTHER(ブラウンチーズブラザー)』が2023年12月に販売を開始した、「ブラウンチーズブラザー フィナンシェ プレーン」(4個入り1080円)だ。
牛乳からチーズを作る際、副産物として大量に排出され、捨てられてしまうことで知られるホエイ。それを煮詰めたブラウンチーズを利用することで、新しい価値を生み出したのがこの菓子だ。口に入れると香ばしい焦がしバターと、ほんのり甘酸っぱく、コクのあるブラウンチーズが絶妙なハーモニーを奏でる。
ほかのフィナンシェにはない、潤いのあるしっとりとした口当たりもクセになること間違いなしだ。生乳から取れるチーズの量は10%ほどで、残り90%程度を占めるのがホエイだが、それを上手く生かしたサステナブルなフィナンシェを、ぜひ一度手に取ってみてほしい。
【価格】ブラウンチーズブラザー フィナンシェ プレーン 4個入り1080円、8個入り2160円
【販売店舗】「ブラウンチーズブラザー那須本店」、「チャウス」、「ブラウンチーズブラザー羽田空港第一ターミナル店」、「ブラウンチーズブラザー羽田空港第二ターミナル店」「GOOD NEWS TOKYO エキュート品川店」、「GOOD NEWS TOKYO上野マルイ店」「GOOD NEWS HOKKAIDO 新千歳空港店」、「GOOD NEWS OSAKA ルクア大阪店」
【公式サイト】https://browncheesebrother.com/
5.『JOE TALK COFFEE(ジョートークコーヒー)』/コーヒーバタークリームフィナンシェ
自家焙煎コーヒーを提供する恵比寿のコーヒースタンド、『JOE TALK COFFEE(ジョートークコーヒー)』では、2024年2月1日から併設の菓子工房で焼きたての「コーヒーバタークリームフィナンシェ」(340円)を販売中だ。
生地にはカカオ豆の選定から焙煎の条件までこだわり抜かれた、人気チョコレート専門店『ダンデライオン・チョコレート』のチョコレートとカカオニブを使用。さらにしっかりとしたボディ感と心地よい酸味、深い香りを感じることのできる『JOE TALK COFFEE』オリジナルブレンドのエスプレッソを生地とクリームにプラスし、奥行きのある味わいを実現している。
仕上げにもコーヒーをまぶしているので、口に入れる前からコーヒーの豊かな香りを堪能できる一品だ。3月末までの提供なので、ぜひ早めに足を運んでみよう。
【価格】340円
【販売店舗】『JOE TALK COFFEE』
【公式サイト】https://www.joetalk-coffee.jp/
文/中村友美