しっとり昆布〆にして旨みを引き出した「平目」など「職人仕事」が魅力の『すしひこ』 テレビつけっぱなしの店内で「ゆるり飲み」の心地よさ

(奥から)鯵 440円、小肌 440円、平目 440円、金目鯛 550円〜、中トロ 550円〜、車海老 770円〜 魚は店主が豊洲に通い自ら目利きする。光り物は予算より鮮度優先で仕入れるとのことで自信アリ

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・板橋の寿司店『すしひこ』です。 気取らない雰囲気の中 職人仕事を堪能する 気取らなさとクオリティの高さのギャップにやられた。「かし…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・板橋の寿司店『すしひこ』です。

気取らない雰囲気の中 職人仕事を堪能する

気取らなさとクオリティの高さのギャップにやられた。「かしこまって食べるのが得意じゃない」と言う和食出身の店主が開いたのは、寿司をメインにした小料理屋。

おまかせでネタを決めてくれるコースもいいけれど、ここは気さくな店主と「今日は何の魚がいいの?」なんて話しながら一貫ずつ出してもらう。

鯵 440円、小肌 440円、平目 440円、金目鯛 550円〜、中トロ 550円〜、車海老 770円〜

『すしひこ』(奥から)鯵 440円、小肌 440円、平目 440円、金目鯛 550円〜、中トロ 550円〜、車海老 770円〜 魚は店主が豊洲に通い自ら目利きする。光り物は予算より鮮度優先で仕入れるとのことで自信アリ

その握りがまた旨いんだ。平目はしっとり昆布〆にして旨みを引き出した身に、サッと削りかけた柚皮がふわりと香る。

この職人仕事をテレビが流しっぱなしの店内で気を緩めて食べられる。こんな楽しみ方ができるとは、いい時代になったもんだ!

『すしひこ』

東京・板橋『すしひこ』

[住所]東京都北区滝野川7-15-3
[電話]03-5972-1503
[営業時間]12時~14時(13時半LO)、17時~23時(22時半LO)※日・祝は~22時(21時LO)
[休日]木
[交通]JR埼京線板橋駅東口から徒歩3分

おとなの週末2024年3月号は「サクッと“とん活”」

2024年3月号

撮影/小島昇、取材/藤沢緑彩(すしひこ)
※2023年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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