美味しい行者にんにくの見分け方
葉がみずみずしく、葉先までピンとしてハリがあるものを。切り口もみずみずしいものを選びましょう。
葉が開くほど香りが弱くなるため、香りが強めのものが好みむなら、葉が閉じているものを。ただし、食味が落ちるわけではないので、葉の開き具合は好みに合わせて選んでもいいでしょう。
注意点は、イヌサフラン、バイケイソウ、スズランなど、猛毒の植物と似ているため、安易に採取してはいけないということです。実際、毎年、中毒による死亡事故なども発生しています。そのため、山菜狩り初心者向きではない山菜といえます。厚労省のホームページでも注意喚起や毒草との見分け方が掲載されているので、一度チェックしてみましょう。
行者にんにくの注目栄養素
にんにくやにらと同様、疲労回復、免疫力向上、血行促進作用が認められているアリシンが多く含まれています。その含有量はにんにくの数倍といわれています。
ほかにも、疲労回復に欠かせないビタミンB1も豊富。アリシンとの合わせ技で疲れた体をいやしてくれます。修行僧が強壮のために食べていたというのも理にかなっているのです。
↑上記にそのほかの「旬食材」をまとめていますので、ぜひご覧ください。