甲府盆地の夜景はまるで「宝石箱」
暗くなってきたら、再びデッキへ。目の前には甲府盆地のきらめく夜景が広がる。街の灯が静かに光を放ち、まさに宝石箱のようだ。食事は、甲府市のイタリアンレストラン「meri-mero」とコラボした、イタリアンフルコース。日によって入れ替わる、山梨県産の旬食材を使用した、とっておきの限定メニューが味わえる。
玉手箱のような大きな木箱を開けると、華やかな8種の前菜が登場。パプリカのうま味を引き出した「マグロの赤身に見立てたパプリカの握り」や、シャキシャキとした食感がたまらない「小淵沢産 バターナッツ南瓜のローストとパルミジャーノレッジャーノ」など、新鮮な野菜本来のおいしさを体感できるメニューばかりだ。
自分で焼く「甲州ワインビーフ イチボステーキ」
メインは、きめ細かい肉質で、噛むほどに芳醇なうま味が広がる「甲州ワインビーフ イチボステーキ」だ。セルフで焼き上げるスタイルだが、焼き方の解説付きなので、初心者でもしっかりおいしく焼き上げることができる。香ばしい香りや臨場感あふれる音を楽しみつつ、できたてのジューシーな肉を味わおう。
ホットサンドメーカーでカリっと焼き上がったパンを
翌朝は、昨晩とはひと味違った「meri-mero」の朝食を味わうことができる。この日はミートソースやチーズをサンドした「ラザニア風サンドイッチ」と、「旬野菜のサラダ」、「フルーツ入りヨーグルト」などが登場。味わい深い「ヴィーツのポタージュ」も用意され、充実のラインナップだ。
テーブルの上には、ホットサンドメーカーが用意されており、自分でパンをプレスすることで、キャンプ飯を作るときのような、ワクワク感が味わえる。耳までカリっと焼き上がるので、サクサクふわふわの食感が楽しめるはずだ。