「のせたら面白いかも?」と閃いた「あさりラーメン」 大粒のあさりがどっさり!『珍来 公園前』

あさりラーメン 803円 知り合いの中華店でアサリ炒めを食べたときに「これをのせたら面白いな」と思いついたのが始まり。アサリのダシが後を引くおいしさだ。修業した四川・上海料理の老舗で覚えた、基本に忠実な調理の腕と工夫が随所に生きている

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新高島平の中華料理店『珍来 公園前』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新高島平の中華料理店『珍来 公園前』です。

ぷっくりとした大粒のアサリがどっさり!

昭和51年から続く同店で35年前に店主の山道さんが始めたのが人気のあさりラーメンだ。カンカンと中華鍋を振る手つきはお手の物。大粒の生のアサリをたっぷり使い、油に入れて火を通す。ジュワワワと音が変わる、この火加減がポイントらしい。

ぷっくりと口を開けた殻付きのアサリが見るからに旨そうだ。豚と鶏のガラを使い、濁らせないように弱火でていねいに炊くスープ。角の取れた旨みのある醤油を使う。

あさりラーメン 803円

『珍来 公園前』あさりラーメン 803円 知り合いの中華店でアサリ炒めを食べたときに「これをのせたら面白いな」と思いついたのが始まり。アサリのダシが後を引くおいしさだ。修業した四川・上海料理の老舗で覚えた、基本に忠実な調理の腕と工夫が随所に生きている

とろみのあるスープをひと口啜ると、アサリから放出されたダシとも相まってなんとも言えないコク深さ。よく絡んで啜りやすい中細の麺もぴったりだ。餡の中に入るにらの風味、玉ねぎのシャキシャキした食感もよし。

熱々を夢中になって食べると横に山となるアサリの殻の多さにもびっくりするはず。満足度も食べ応えも十分。醤油味が基本だが、実は味噌味、塩味を注文することもOK。う~ん、味噌も食べたい!

『珍来 公園前』

東京・新高島平『珍来 公園前』 

[住所]東京都板橋区高島平7-18-3
[電話]03-5997-7477
[営業時間]11時半~14時、17時半~20時
[休日]水
[交通]都営三田線新高島平駅から徒歩5分

おとなの週末2024年6月号は「みんなの町パン ランキング」

おとなの週末2024年6月号

撮影/浅沼ノア、取材/池田一郎
※2024年2月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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