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11時半から生ビール!20ものタップがズラリ並んだビアレストラン@『Far Yeast Tokyo』

東京を貫流する多摩川の源流部に、山梨県小菅(こすげ)村はある。クラフトビールメーカー『Far Yeast Brewing(ファーイーストブルーイング)』は2017年5月、この地に「源流醸造所」を設立し、多摩川源流のきれいな水を仕込みに使用している。

2020年9月に五反田で開業した『Far Yeast Tokyo(ファーイースト トウキョウ)』は、そんな同メーカーの世界観を伝えるブルワリー(醸造所)併設のフラッグシップ店。店内には樽生ビールを注ぐ20ものタップ(ビールサーバーの注ぎ口)があり、午前11時半から乾杯できるのがうれしい。

華やかな香りと、独創性溢れるビールがタップから楽しめる@『Far Yeast Tokyo』

山椒・柚子などの「和」のハーブを原材料に使用した「馨和 KAGUA」や、多様なビールスタイルでビアファンも初心者も楽しませる「Far Yeast」シリーズをはじめ、年間数十種類を展開する同社のビールや、国内外のゲストビールをペアリングフードとともに提供している。店内は広々としており、クラフトビールファンだけでなく、周辺企業で働く人や家族連れ、ペット同伴で足を運ぶ客も少なくないそうだ。

「ラム肉のナチョス」(1100円)は、ピリ辛なサルサソースと香り高いパクチーが食欲をそそり、ビールのお供にぴったり。スモーキーな香りとコクを感じるチポトレが隠し味だ。タバスコやケチャップ、バター、辛みのあるスパイスなど9種を配合したソースと、ジューシーな手羽先の相性が抜群な「バッファローチキン」(700円)もおすすめのメニュー。自社ビールの「Far Yeast ホワイト」をピクルス液に使用することで、野菜に香りづけしたユニークなメニュー「Far Yeast ホワイト仕込みの特別な自家製ピクルス」(550円)もつまみに最適だ。

クラフトビールと好相性な「ラム肉のナチョス」@『Far Yeast Tokyo』
スパイシーな「バッファローチキン」@『Far Yeast Tokyo』

■『FAR YEAST TOKYO(ファーイースト トウキョウ)』
[住所]東京都品川区西五反田1-15-6
[営業時間] 月~金11時30分~14時、17時~23時、土・日・祝日11時30分~23時
[電話] 03-6420-3978
[定休日]年末年始
[交通]五反田駅から徒歩約4分、東急池上線大崎広小路駅から徒歩約4分

文/中村友美
フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験後、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを開始し、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。趣味は日本全国の商店建築巡り。

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中村友美
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