『やさしいパンのお店 PINO』 @国領
「毎日食べたい」「毎日行きたい」がテーマ。国産小麦のみを使用し無添加で仕上げるパン生地。パンは少量を何度も焼き、できるだけ焼きたてを楽しんでもらう。天然酵母のパンも用意するなどこだわりが詰まる。
カレーパンは焼き。軽やかでむっちりした生地の中は程よくスパイシーなカレーで、頬張れば生地からは小麦の香りと甘み、カレーからは辛みとコクとが広がり互いを引き立て合う。
焼きカレーパン(中辛口) 205円
【コレも食べて!お店のおすすめパン】クリームパン 194円
店の人気No.1商品。府中市の養鶏場から届く濃い味わい卵を使い、毎日仕込むカスタードをたっぷりと詰め込んだ。クリームの甘み、コクとしっとりした生地が上品な食べ心地を演出している
[住所]東京都調布市国領町4-46-17
[電話]042-441-7688
[営業時間]8時~19時
[休日]月・火
[交通]京王線国領駅から徒歩5分
『ベーカリーモグモグ』 @西巣鴨
パン作りの奥深さに魅了された店主が1989年にオープンした、路地裏の実力店。自家製酵母やタネを使った「みんなが笑顔になるパン」を独学で目指し、試行錯誤した手作りパンが並ぶ。
毎日食べてほしいからと低価格での提供にこだわっていて、ご近所の方が、めちゃめちゃ羨ましい。クルトン状の衣のザクザク感がたまらないカレーパンは惣菜パンで一番人気となっている。
モグモグカレーパン 190円
【コレも食べて!お店のおすすめパン】バゲット 330円
日本在住のフランス人が「東京で一番おいしい」と何本も買い、たまらず店の外でかぶりつくというのがこの「バゲット」。表面バリッで中はしっとり。噛むほどに重厚な旨みと小麦の香りが口の中で弾ける
[住所]東京都北区滝野川5-10-11
[電話]03-3916-8738
[営業時間]7時〜19時
[休日]日
[交通]都営三田線西巣鴨駅A2出口から徒歩6分
『ブロートヴァルム』 @中板橋
大手のパン屋さんで活躍したあと地元で開店したのが平成9(1997)年。最初は得意なデニッシュなども手がけていたが、徐々に地域の人が喜ぶパンを中心に据えることで愛される存在に。
カレーパンは揚げと焼きの2種類を用意している。中のカレーがともかくスパイシー。香辛料の香りがしっかりしていて、辛いけど旨い本格派だ。これと少し甘いパン生地とのコントラスト、バランスがとてもいい。
焼きカレーパン 150円
【コレも食べて!お店のおすすめパン】くるみパン 200円
こんがりした焼き色に、両手のひらにしっかりのる大きさ。中にはくるみがいっぱい。そのナッティな風味と食感、それと少し甘めで柔らかな生地の相性が抜群だ!
[住所]東京都板橋区弥生町17-3
[電話]03-3958-1155
[営業時間]6時~13時半頃
[休日]日・祝
[交通]東武東上線中板橋駅から徒歩10分
『サカエヤベーカリー』 @西馬込
麻布で創業したのは確かだが「いつ始めたかはわからない」とは、3代目の西岡健太郎さん。町のパン屋さんでは珍しい夜10時までの営業時間は、商店街が夜まで賑わっていた名残だ。
菓子パンや惣菜パン、焼菓子といったラインナップはそのままに、卵・乳製品を不使用にするなど、時代に合わせてシフトチェンジ。変わらないまま変わる、サカエヤスタイルで新規客も取り込んでいる。
半熟卵カレーパン[辛口] 220円
【コレも食べて!お店のおすすめパン】コアラパン 180円
陳列棚の一番低い位置を占めるのが、キャラクターパン。店外からも見え、道行く子どもたちが熱視線を送っている。「コアラパン」は、頭にカスタード、腹にはチョコが入る2色パン
[住所]東京都大田区西馬込2-3-11
[電話]03-3777-3085
[営業時間]9時半〜22時
[休日]木
[交通]都営浅草線西馬込駅西口から徒歩6分
撮影/鵜澤昭彦(トーホー、グリーンフィールド、PINO)、小島昇(ごちそうパンベーカリー花火、ベーカリーモグモグ、ブロートヴァルム、サカエヤベーカリー)、取材/井島加恵(トーホー)、編集部(グリーンフィールド、PINO、サカエヤベーカリー)、市村幸妙(ベーカリー花火、ベーカリーモグモグ)、池田一郎(ブロートヴァルム)
※2024年6月号発売時点の情報です。
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