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徒歩10分で行ける観光名所「岡山後楽園」と「岡山城」

そしてこのホテル、実は日本三名園のひとつ「岡山後楽園」や豊臣秀吉の家臣である宇喜多秀家が築いた「岡山城」にも徒歩10分で行ける距離にある。宿泊したら、散歩気分で気軽に観光できるところも大きな魅力だ。

「岡山後楽園」は日本の文化財の1つ「特別名勝」に指定されている

6階建て3層で威厳のある「岡山城」は、1945年の空襲で一度焼失したが、1966年に再建された。不等辺五角形の天守台は珍しく、見に行く価値あり。中に入ると、戦国時代から江戸時代にかけての周辺エリアの歴史がわかる博物館があり、周囲の風景を一望することもできる。

岡山城

休憩は野点席で一息つける「さざなみ茶屋」がおすすめ

江戸時代の面影を残す「岡山後楽園」の庭を散策する際は、ぜひ順路の中間にある「さざなみ茶屋」にも立ち寄ってみてほしい。

「さざなみ茶屋」に併設した「廉池軒」

各景勝を窓から望むことのできる「廉池軒(れんちけん)」に隣接しており、「抹茶」(団子付600円)をオーダーすれば、お殿様がお気に入りだったという野点席に座り、庭を眺めることができる。岡山名物の絶品きび団子と抹茶を満喫しつつ、優雅な気分に浸ろう。

きび団子がセットになった「抹茶」

アートと歴史と文化を体感できる

数式が描かれた「A&A リアムフジ」の外観

1日を通して、迷路のようなアート作品の中で暮らす楽しさと、岡山ならではの文化や歴史を同時に体感できる「A&A LIAM FUJI」。暮らすように滞在しながらもいつもとひと味違う「非日常」へ誘ってくれる宿に、ぜひ足を運んでみてほしい。

「A&A LIAM FUJI」
【住所】岡山市北区天神町9-2-1
【アクセス】JR宇野線岡山駅から徒歩15分、車で5分
【駐車場】なし
【料金】2名1室4万1800円(税込)~
https://a-and-a-hotel.com/

文・写真/中村友美
フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験後、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを開始し、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。趣味は日本全国の商店建築巡り。

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中村友美
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