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素材の良さがおいしい!」直結

『との子や』の社長である坂本円さんにこのおいしさの秘密を伺ってみたところ、「アジは地元広島の他、長崎、山口、島根などで水揚げされた200gくらいのもので脂のりの良いものにこだわって使用しています。また機械を使わず、一尾一尾、手作業で丁寧に衣をまとわせ薄衣に仕上げています」とのこと。

そういえばアジフライが自慢の店舗取材時に「今は長崎のものがおいしいね」「200g前後の大きさが理想」と話していた居酒屋はいくつもあった。

フライ、それも薄衣にしているため、素材の良さがダイレクトに「おいしい!」に直結するのだ。ちなみに島根のアジはブランドアジの“どんちっち”だったりもするそう。

そして会社が沿岸部にないことに関しては「母体は瀬戸内沿岸にある三次水産という会社で、そちらの3代目代表も私が務めているんです。なので、その日に獲れた素材の目利きから魚の良さを引き出す調理まで一貫して行えるのが『瀬戸内との子や』の強みなんです」とのこと。

また、その加工や調理に関しても坂本さんの女性ならではの視点で、きめ細やかに、丁寧にを心がけているそうだ。

気になるのは3尾入りで2200円(税込)という価格。ちょっと高めなんですよね。しかし、添加物不使用であり、さらに家に帰れば揚げるだけで激ウマのアジフライが待っているというふたつの安心感は実にうれしいではないですか!

論より証拠。アジフライを定番化させる可能性を秘めたおいしいアジフライ、一度食べてみてください。

アジフライの大ファン編集Tとしては、ブームではないアジフライの定番化に向けて、冷凍や惣菜店など家庭で楽しめるおいしいアジフライを紹介しく所存です。

…つづく<東京のうまい 「最強の町寿司」 ベスト7軒…高コスパ、一貫 《110円》 からで一見さん、ソロ活でも大丈夫「覆面調査隊が実食」>では、鮮度抜群のコスパの良い寿司屋をご紹介しています。

『おとなの週末』2024年8月号
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おとなの週末Web編集部
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