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9月30日まで「常陸乃国いせ海老フェア」 オリジナルメニューが充実

山口楼本店をはじめ、近隣で飲食店4店舗を経営する山口社長は、常陸乃国いせ海老のブランドを立ち上げ、先頭に立って推進しています。茨城県産のいせ海老を広く使ってもらおうと、県内のほか東京や栃木の知り合いのシェフにも積極的に呼びかけ、和食店や洋食店でオリジナルメニューを提供する「常陸乃国いせ海老フェア」を2023年7月から2カ月間、初めて開催。当初25店舗だった参加店は、2か月間で44店舗に上り、好評を博しました。

フェアは、2024年も9月30日まで行われており、昨年以上の認知度アップが期待されます。山口社長は「多くのシェフのみなさんに、常陸乃国いせ海老の素晴らしさを知ってもらい、ストレスなく使っていただけるよう鮮度管理を徹底し、流通経路を確立したことで、販路が拡大しています」と手ごたえを感じています。

さらに、山口社長は「今後も安定した漁獲量を守るためには、海の現状を知り、厳しい資源管理が必要不可欠」と、語気を強めます。茨城県内各地の漁協では、資源確保のためいせ海老漁の期間を9月末までと定めているほか、体長が小さいものは獲らずに成育を見守ることで、持続的に安定した漁獲量を確保できるよう徹底して取り組んでいます。こうした努力が功を奏し、漁獲量が増え、他県に比べて大ぶりのいせ海老を供給できることにつながっているのです。

「山口楼本店」では、由緒ある調度品に囲まれた個室で、落ち着いて食事を楽しめる

いせ海老は高たんぱく質で低カロリー、アスタキサンチンなど抗酸化作用や疲労回復も期待できる栄養素が豊富に含まれており、猛暑を乗り切るのに欠かせません。暑さを凌ぐ多くの人々の熱き思いが込められた常陸乃国いせ海老フェアを機会に、ふだんの生活でもっと食してみてはいかがでしょう。

※【「常陸乃国いせ海老」の公式HP】https://ibaraki-iseebi.com/

明治5年創業の「山口楼本店」=茨城県水戸市大工町

「山口楼本店」
【住所】茨城県水戸市大工町1-5-20
【電話】029-231-1231
【営業時間】11時~24時
【休日】不定休(※完全予約制)
【交通】常磐線「水戸駅」からバスで6分、「大工町」下車徒歩2分、常磐道「水戸北スマートIC」から10分
【公式HP】https://yamaguchirou.com/honten/
※「常陸乃国いせ海老尽くし」は1名2万6565円

文/中島幸恵、写真/菊田香太郎、提供/経済産業省

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中島幸恵
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