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編集武内ザ・ベスト『志乃ざき 吉祥寺店』 @吉祥寺

串や一品でたらふく飲んで、〆はサラッとひつまぶし

特等席はカウンターの炭の前。串を焼く店主・篠崎さんはじめ、職人さんの鮮やかな手さばきを眺めているだけで気分が盛り上がる。そうしてやって来た熱々にかぶりつけば、個性異なる味わいを、まろやかなタレがきっちりまとめ上げている。

くしまき 750円、かぶと焼き 450円、肝焼き 800円、レバー焼き 550円、ひれ焼き 450円、ばら焼き 450円

『志乃ざき 吉祥寺店』(手前、左から順に)くしまき 750円、かぶと焼き 450円、肝焼き 800円、レバー焼き 550円、ひれ焼き 450円 (奥)ばら焼き 450円 『つきぢ田村』で修業した篠崎さんが作るタレはうなぎの味を立たせることに注力しており、それぞれの部位の味の個性が際立っている

王道に日本酒を選ぶのもいいけれど、グラスで赤白4種類ずつ揃えるワインに手を伸ばすのも大いにあり。タレの甘じょっぱい味わいには赤がすんなり馴染むし、塩焼きには白の酸味が後味をすっきりさせてくれる。

またメニューはうなぎ以外にも旬の料理や酒のアテなど気の利いた一品も。さらにうな重には+500円で抹茶入りの昆布ダシや薬味が付いてきて、ひつまぶし風にサラッと〆るのもいい。

『志乃ざき 吉祥寺店』

[住所]東京都武蔵野市吉祥寺南町2-25-10
[電話]0422-26-8839
[営業時間]12時〜14時LO、17時〜20時LO
[休日]水・木
[交通]JR中央線ほか吉祥寺駅南口から徒歩7分

撮影/小島昇(稲毛屋)、西崎進也(志乃ざき)、取材/渡辺高(稲毛屋)、菜々山いく子(志乃ざき)

2024年8月号

※2024年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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