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ライター・肥田木オススメ!『うなぎ 安川』 @新丸子

夫妻で切り盛りする老舗うなぎ屋は町の宝!

地元で長年愛されるうなぎ屋は町の宝だ。この店もそう。上質な国産うなぎがたっぷり1尾半でこの価格。俄然うれしくなる。活きで届くうなぎは浜名湖産が中心。店主の飯野さんがひとりで仕込むため提供数に限りがあり、予約だけで完売する日もあるとか。

うな重 亀 4180円

『うなぎ 安川』うな重 亀 4180円 ふっくらとろける食感は小骨も丁寧に取り除く手間を惜しまない仕事から

「うなぎが旨いのは当然、タレと米も大事」との言葉通り、こだわりのタレは3年熟成みりんとザラメを使ったやさしい甘さ。3度漬けし、1回目で色を、2回目で味を、最後に照りよく仕上げている。米は山形の一等米「つや姫」。適度な粘りは職人技でふっくら焼いたうなぎと相性抜群だ。

相性と言えば焼き上がりピッタリにお重や汁物を準備する妻の恵美子さんとの阿吽の呼吸も見事。結婚33年の絆がなせる技、素敵です。

『うなぎ 安川』

[住所]神奈川県川崎市中原区新丸子町648-7
[電話]044-733-5561
[営業時間]11時~14時、17時~21時(20時半LO)※土用の丑の日はテイクアウトのみ(数日前に受付終了)
[休日]水・木
[交通]東急東横線新丸子駅西口から徒歩2分

撮影/西崎進也(柏又)、貝塚隆(安川、しま村)、取材/飯田かおる(柏又、しま村)、肥田木奈々(安川)

2024年8月号

※2024年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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