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登龍門優勝作品「淡麗生味噌ラーメン」

ラーメン登龍門の優勝作品が「淡麗生味噌ラーメン」です。味噌ソムリエである島津さんがラーメン登龍門で使用した味噌は、福岡、長崎、信州、仙台、北海道の5種類をブレンド。福岡ということもあり、麦味噌が主体ですが、白も赤も、豆味噌の風味も生かし、火入れをしない”生味噌”が特徴です。そのブレンドした味噌に和だしや九州産醤油、香味野菜などを合わせて寝かせます。

煮玉子入り淡麗生味噌ラーメン

スープは福岡らしく、豚骨主体の白湯に和だしをブレンドしたWスープ。豚骨を主体とし親鳥や香味野菜を加え、白濁させた白湯スープと、羅臼昆布、鰹の厚削り、椎茸、煮干し等からとった和だしを別々にとり、営業直前にブレンドします。コンセプトに合わせ、幅広いお客様に、毎日でも食べたくなるスープを目指したとのことです。

スープ

麺は様々な国産小麦を試した中、地産地消を考え福岡県産の「ミナミノチカラ」100%で勝負しました。福岡に馴染みのない新しい麺を目指しました。加水(麺に加える水の量)は35%の多加水麺。

そして、今回最もポイントとなったのが、太麺と細麺をミックスして提供するという点です。

太麺と細麺をミックスした相盛り麺

麺の生地自体は同じなのですが、太麺(切刃10番)は平打ちの形状で、細麺(切刃24番)はちぢれの形状と、太さも食感も大きく異なる2種類の麺を1度で味わえ、愉しめます。ラーメン登龍門の決勝戦では多くの審査員がこの麺を評価していました。

太麺と細麺をミックスして提供
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審査員が絶賛!...
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おとなの週末Web編集部
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