たっぷりのニラをチャーハンにオン!
そんな事を考えていると、「チャーニラセット」が目の前に運ばれた。おおっ! ニラソバは麺が見えないほど丼一面に細かく刻んだニラがのっていて、見るからに旨そう。ニラと醤油が相まった何ともいえない香りもたまらない。では、いただきます!
ニラソバの具材は、ニラとネギのみ。この潔さもとても好感が持てる。まずは、レンゲで表面に浮かぶニラをスープとともにいただく。うっ、旨い! しかも、ややピリ辛でこの季節にはぴったり。
筆者は前日餃子やニラ玉を作って余ったニラをインスタントの袋麺に入れてニラソバにして食べることがある。それですら旨いのに、仕込みの丁寧さが伝わる澄みきったスープがベースゆえにインスタントの袋麺とは比較にならないほどおいしい。
麺をすすりつつ、スープとともにニラを食す。もう、この時点で無限のループになってしまい、チャーハンの存在を忘れるところだった(笑)。チャーハンは見ての通り、パラパラ系。具材はチャーシューとハム、卵とシンプル。また、器の花柄模様がまたノスタルジックな気分にさせてくれる。
油が少なめであっさりとした味わいは五十路の筆者にはありがたい。ニラソバとの相性は言うまでもなく、さらにもうひとつ、このチャーハンの旨さを倍増させる食べ方がある。それはチャーハンにニラをのせて食すというもの。あっさり系のチャーハンだからこそなせるワザだろうが、これが本当に悶絶するほど旨い。大満足で店を後にした。ご馳走様でした!