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「マグロづくし」の名店3軒

神楽坂「すし茶屋 吟遊」

吟遊
神楽坂「すし茶屋 吟遊」

見た目も味も食感も、部位によってこれほど違うものなのか。本マグロの底知れぬ魅力をまざまざと見せつけられる。まず驚くのはタタキ風にした頬の部位。まるで牛ヒレ肉のようにしっとり柔らかく、旨みがじわりと押し寄せる。

さらに店で「頭部とろ」と呼ぶ脳天(ハチの身)もコクのある脂身だ。これら豊富な部位を全て天然本マグロで揃えるのは容易ではないそうだが、200kg前後の大型の物を常に仕入れているとか。そんな個性ある部位に合わせるのは芳醇な赤酢のシャリ。米は年により出来が違うため、握りに適する銘柄を日々変えるのもこだわりだ。酒とつまみも目移りするほど豊富に揃う。

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おとなの週末Web編集部
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