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石畳の小路に佇む一軒家で京湯葉料理を堪能
『神楽坂おいしんぼ 本店』

江戸情緒あふれる石畳の路地裏に、知る人ぞ知る名店が揃う、神楽坂・兵庫横丁。そんな通りに黒板塀の一軒家「神楽坂おいしんぼ 本店」はある。

日本酒にも合う「牛ホホ肉江戸味噌煮」、「生麩の田楽」、「湯葉生春巻き」

ここで楽しめるのは、季節野菜や鮮魚を生湯葉で巻き、赤玉葱のドレッシングを合わせた「湯葉生春巻き」(1300円)や、豆腐を使ったホワイトソースとコクのある西京味噌がマッチした「湯葉クリームコロッケ」(1200円)など、京都の「半兵衛麩」から取り寄せた湯葉や生麩料理だ。ほかにも、牛ホホ肉を江戸味噌でとろとろになるまで煮込んだ「牛ホホ肉江戸味噌煮」(1800円)、丁寧に手づくりしたおばんざいなど、昼飲みにもってこいのメニューが揃っている。

看板メニューの「生麩の田楽」は長年女性人気のつまみである

ぜひトライしてみてほしいメニューは、日本酒にも合う目にも華やかな「生麩の田楽」(1200円)だ。表面はさっくり、内側はもっちりとした生麩は、一度食べたら病みつきになる食感!上には香り高い「木の芽味噌」、濃厚な「胡麻味噌」、酸味のある「玉味噌」、まろやかな「江戸味噌」など4種の味噌を乗せ、それぞれの味噌の味わいを比較しながら楽しむことができる。

宴会に最適な座敷席。古民家ならではの趣のある空間が魅力 画像提供:おいしんぼ

もとは京都・祇園発祥で、神楽坂に移転後、旧料亭を改修し新たなスタートを切ったという「神楽坂おいしんぼ 本店」。古き料亭の趣きを残した風情を感じる空間で、しっとり大人の昼飲みを楽しんでみるのはいかがだろうか。

[住所]東京都新宿区神楽坂4-8
[営業時間]11時半~15時、17時~22時半
[休日]不定休
[交通]JR中央・総武線「飯田橋駅」西口、地下鉄「飯田橋駅」B3出口、地下鉄都営大江戸線「牛込神楽坂」A3出口から徒歩9分

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中村友美
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