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観劇の街、人形町に続く ほんのり甘い老舗の味『人形町 志乃多寿司總本店』@人形町

人形町は甘酒横丁にある同店は、明治10年創業の老舗だ。

すっとしたやや細長めのシルエットでひと口目はやや控えめに感じるが、噛み締めるとやさしい甘みがじんわり伝わってくる。ほんのり酸っぱい酢飯もいい塩梅で上品な味だ。

「志乃多」 745円(6個入り)

『人形町 志乃多寿司總本店』「志乃多」 745円(6個入り) 人形町はもともと芝居小屋や寄席がたくさんあった街。その観劇前にちょっと食べて行くという人も多かったそうだ。

創業以来レシピは変わっていないという中で、こだわっているのはお砂糖。白ザラメと中ザラメに、沖縄産の黒糖と3種をブレンドして味わいと艶を出している。

明治座にも近く、その差し入れをはじめ、贔屓が多い。いなり寿司の代名詞とも言える「志乃多」は歌舞伎の演目「葛の葉子別れ」の舞台“信太(しのだ)の森”に由来したものだ。

『人形町 志乃多寿司總本店』

[住所]東京都中央区日本橋人形町2-10-10
[電話]03-5614-9300
[営業時間]9時〜19時
[休日]無休
[交通]地下鉄日比谷線人形町A1出口から徒歩2分

撮影/鵜澤昭彦、文/池田一郎

『おとなの週末』2025年1月号

※2024年11月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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…つづく「知らないうちに大進化!絶品いなり寿司7選 ゴロゴロ具材にカラフルなものも!?」では、覆面調査隊が寿司屋やテイクアウト店で見つけた三ツ星のいなり寿司を実食レポートしています。

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おとなの週末Web編集部
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