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南関揚げを使うロールタイプ。やさしく品よく飽きのこない味『おいなりさん 呼じろう』@麻布十番

かつて芝居の世界に身を置いていた店主の徳永さんが、「こんな楽屋見舞いがあれば」と作り始めたというおいなりさんは、見ても食べても実に粋だ。

使うのは故郷に近いという熊本の「南関(なんかん)揚げ」。下処理に普通の3倍ほどかかるそれを丁寧に炊いて優しく巻き上げる。

竹皮 1430円(8個入り)

『おいなりさん 呼じろう』竹皮 1430円(8個入り) ひと口タイプのおいなりの上には、胡麻、胡桃、ジャコ、新生姜……、中身の目印もちょんと載っていたりする

大切にしているのは後味。心地よくダシが効き、無添加の醤油で嫌味がない。酢飯にはじゃこや胡麻、胡桃、桜海老などがほどよく入って風味も食感もよく、全体を引き立てている。また食べたいなあと思わせる味だ。

『おいなりさん 呼じろう』

[住所]東京都港区南麻布1-3-13 ディアコート麻布1階
[電話]03-6809-6063
[営業時間]10時〜18時
[休日]月
[交通]地下鉄南北線ほか麻布十番駅1番出口から徒歩7分

撮影/鵜澤昭彦、文/池田一郎

2024年11月号

※2024年11月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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