美味しいシジミの見分け方
まずは殻の色をチェックしましょう。ツヤツヤと光沢があり、漆黒に近い色で、縞模様が細かく、はっきりしているものを選びましょう。殻が割れているようなものは避けましょう。
ほかの貝同様、触れると殻がしっかりと閉じるもの、水に入れた瞬間に水管から水を飛ばすようなものがベストです。
新鮮なシジミは若干泥臭さがする程度です。生臭い臭いがする場合は鮮度が落ちている証拠です。
やや大きめのシジミのほうが味が濃いめで、肉質が良いといわれています。
シジミの注目栄養素
カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛など、さまざまなミネラルが豊富に含まれています。
とくに注目したいのは、旨味成分のひとつである「コハク酸」です。
この成分には、血行不良の予防・改善、代謝の向上、疲労回復、肌荒れ予防・改善など、さまざまな健康効果があることがわかっています。
ほかにも、グルタミン酸、グリシンなどの旨み成分も健康効果の高い成分です。グリシンは神経系の機能を改善し、ストレスや不安を軽減したり、睡眠の改善効果もあるといわれています。
身を食べない人も多いようですが、汁だけではなく身にも栄養が凝縮されていますので、残さず食べることをおすすめします。
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