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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・神楽坂のうどん店『讃岐うどん 酒場川金(かわきん)』です。

カツオ節をおやつに食べて育った店主が勝負する“おダシ”

いわゆる神楽坂の筋ではなくて、飯田橋の五叉路の交差点をメディカルセンターに向かい、手前を入った路地に現れる穴場的な立地だ。目に留まる金看板は、店主の祖母がかつて入谷でやっていた鰹節問屋のもの。

おやつにカツオ節を食べて育った店主が「旅先の香川で衝撃を受けた味を再現したい」と、本枯節や伊吹島のいりこほか7種類を調合し、上品ながらひと口含むと体がバキッと目覚めるようなパンチのあるダシを作った。

三元豚の肉うどん 900円、かしわ天ぶっかけ 980円

『讃岐うどん 酒場川金(かわきん)』(手前)三元豚の肉うどん 900円 (奥)かしわ天ぶっかけ 980円 麺は粉をブレンドして仕込み、ひと晩寝かせてから練って切る。歯応えとのど越しがしっかりした自家製だ

「うどんは小麦粉と塩水で作りますが、材料がシンプルなだけに個性がはっきりと麺に出ます」と店主。艶やかなのど越しと心地よいコシが楽しめる一杯に会いに行きたい。

『讃岐うどん 酒場川金(かわきん)』

神楽坂『讃岐うどん 酒場川金(かわきん)』

[住所]東京都新宿区下宮比町2-3 大野屋ビル1階
[電話]03-6228-1141
[営業時間]11時半~14時、18時~22時 ※火と土は昼のみ、夜は水・木・金のみ
[休日]日・祝・月、不定休
[交通]JR総武線ほか飯田橋駅西口から徒歩2分

撮影/浅沼ノア、取材/輔老心『おとなの週末』2024年11月号より(本内容は発売時点の情報です)

…つづく「麺に個性あり!名古屋の老舗の暖簾分け、名物うどんのハイブリッド…東京の最新うどん店3選」では、覆面調査隊が地方の実力店やご当地うどんの掛け合わせなど、麺に個性がある店を実食レポートしています。

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おとなの週末Web編集部
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