神楽坂 創彩割烹 清水(最寄駅:飯田橋駅)
界隈注目の気鋭店懐にやさしい正統派和食に感謝
ところがなんと、4800円から珠玉のコースがいただける本格割烹が、毘沙門天の裏路地にオープンした。
「気軽に入れる店にしたくて」と主人の清水さん。荒木町の割烹や有名ホテルで修業を積み、浅草で寿司店を営む父からは、江戸前寿司の技を受け継いだ。料理はコースのみに絞り、旬の素材に手間を惜しまず仕事を施すことで、この良心価格を堅持。前菜八寸をはじめ、美しき見た目と、意外なボリュームに圧倒される。開店から9ヶ月、すでに連日予約が取りづらいとか。そりゃ納得です。
大正ロマンをモチーフにした内装にもご注目を。趣向を凝らしたレトロモダンなインテリアが、正統派の和食と妙にマッチして寛げる。
粋コース(8品)
4800円

利き酒3種
1100円

日本酒はほかではあまりお目にかかれない銘柄が揃う。「能登純米」(純米/石川)、「理系兄弟」(純米吟醸/福島)などをお得な利き酒セットで
お店からの一言

店主 清水拓耶さん
「幅広い世代の方に愛される割烹を目指しています」
神楽坂 創彩割烹 清水の店舗情報

[住所]東京都新宿区神楽坂5-37 [TEL]03-5261-2002 [営業時間]17時半~23時 [休日]不定休 [座席]全38席/分煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]都営大江戸線牛込神楽坂駅A3出口から徒歩3分、地下鉄有楽町線ほか飯田橋駅B3出口から徒歩4分
電話番号 03-5261-2002
2018年9月号発売時点の情報です。
「素材はあまりいじらずシンプルに、組み合わせは独創的に」が清水流。先付は半田そうめんの冷や汁仕立てに、ウニをアクセント。盛りだくさんの前菜は白バイ貝、石川小芋とサクラトマトのジュレがけ、江戸前穴子棒寿司、イワシの梅煮など。これだけで2、3杯はグラスが空きそう。築地から仕入れる旬魚のお造りや焼き物にも自信あり。内容は月ごとに替わる