2005年に開催された「愛・地球博」に続き、20年ぶりに日本で開催される国際博覧会「EXPO 2025 大阪・関西万博」。開幕が近づき、内覧会などが開催されるようになってきました。今回、万博最大規模のパビリオン「未来の都市」の内覧会が開催されたので参加。館内と共に楽しみ方を紹介したいと思います。
協会と12の企業や組織が未来を提案!
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、4月13日〜10月13日(月)の184日間、大阪・夢洲で開催される「EXPO 2025 大阪・関西万博」。
今回、プレスレビューに参加した「未来の都市」は、協会と協賛する12者(社)が、万博のコンセプトである「未来社会の実験場」を体現する施設のひとつ。
協賛者がイメージする「未来の都市」を来館者に体験を中心としたプログラムで提案しています。全長約150m×幅約33mと会場内のパビリオンでも最大級。
パビリオンの外壁ですが、折り紙のような山と谷が連続する形状が特徴で、軽量化と工期短縮のために小さな凹凸がある縞模様の膜構造となっています。この外壁を作ったのは、東京ドームの屋根を作ったことで知られる大阪市の太陽工業株式会社。
3つのブロックに構成される館内!
館内はHall A、B、Cの3つにブロック分けされています。
巨大スクリーンに人類の生活の歴史を映し出す!
Hall Aには、高さ約5m、長さ約92m、3層紗膜スクリーンを2面配置。
画面を湾曲させることで、映像の真ん中を歩いて進みながら、人類が誕生してから、社会が形成され、成熟していく様子が楽しめます。
これからの生活スタイルを立体的にみせる!
「未来との対話」をキーワードにしたHall Bには、歩くと突然3D空間が見える不思議な体験となる「Mirai Clip」が4つ。
それぞれのキューブにストーリーが用意され、2035年の生活を観ることができます。
120人が一度に入場できるシアターでは、スマートデバイスを活用してスクリーンに映った2035年の未来に住む子どもからの問いかけに、観客が解決策を選択。未来の都市を創っていくインタラクティブな体験ができます。