泡の量・作り方で味の印象に違いあり
井「なるほどね。でもこちらは泡の重要性にも気づいた取材だったんだ。『ビヤホールライオン』の泡はふわふわで、『ビアライゼ’98』はねっとりとしてコシがあるタイプ。『麦酒大学』の代表的な麦酒大学注ぎや『マスターズドリームハウス』はきめ細かくてクリーミー。これらのさまざまな泡に、余計な炭酸や苦味などの雑味をどう閉じ込めるかが味に影響してくると聞いて、泡の作り方のこだわりに驚かされっぱなしだった」
『MASTER‘S DREAM HOUSE(マスターズドリームハウス)』ザ・プレミアム・モルツマスターズドリーム823円
本郷(以下・本)「みなさん、いい取材をされてたのね」
菜「本郷さんは何の担当?」
本「私は“湯上がりに1杯”ってことで、銭湯×生ビールを巡ってた。まあ、普段から飲み会があると、近くの銭湯でひとっ風呂浴びてから参加するんだけどね。汗をかいた後の1杯は格別なのよ〜」
肥「銭湯と酒好きの本郷さんにピッタリの企画だね」
本「うん!それに今や銭湯がビール作りもしてるって例もあるの」
菜「へええ!知らなかった」
本「『黄金湯』ってところでね、オーナーが湯上がりに飲んでほしいビールを自分で醸造しちゃおうと、近所にブルワリーも立ち上げたの。種類もいくつかあって、『FOREST』ってビールはアルコール度数3.7%とやや低く軽い感じのヴァイツェンで、湯上りゴクゴクにぴったり。季節限定の『りんごのエール』も甘さというより皮の苦味がほのかに感じられて、とてもおいしかった」
『コガネキッチン』SHOWER700円、FOREST700円
肥「その取材、ついて行きたかった〜」