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日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。

本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!!  正解がわかった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!

文、画像/おと週Web編集部

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!

難易度:★★☆☆☆

■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解: おやつ

おやつは漢字で表記されることはほとんどありませんが、かつては 「御八つ」あるいは「御八」 と表記されていました。

現代でいう午後2時~4時頃の時間帯である「八つ時(やつどき)」に食べる間食のため、御八と表記されていました。

江戸時代初期までは、農村部を中心に1日2食が一般的でした。そのため、この八つ時が貴重な栄養補給の時間となっていました。

江戸時代後期には都市部を中心に1日3食の習慣が広がり始めたことで「お三時(おさんじ)」という呼び方も登場しました。

第二次世界大戦後の国語改革により、漢字の制限や読み方の簡略化が進んだことで、一般的な語彙はひらがなで表記されることが増えました。おやつもそのひとつです。

西洋文化の影響で、明治時代から都市部を中心に1日3食の生活様式が広く普及し、おやつは栄養補給のための軽食というよりも、昼食と夕食の間に軽くつまむ嗜好品という考え方が定着していきました。

ただし、老舗和菓子店や文化的な文章ではいまでも「御八つ」や「御八」の漢字表記が用いられることがあります。

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おとなの週末Web編集部
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