親子で手がける世界を見据えた日本の新しいワイン『Cfa Backyard Winery』
狭い入口を入ると、迎えてくれたのは可愛らしい女性だ。ここは足利市で75年続く清涼飲料水の会社が立ち上げたワイナリー。家業の傍ら、ワインのコンサルティングをしていた父の増子敬公さんと長女の春香さん、そこに次女・和香さんも加わっている。
ワインに使うのは甲州とマスカット・ベーリーAというふたつの日本品種のみというから、チャレンジに満ちている。
その理由を春香さんは「シャルドネのように世界的なメジャー品種と比べると、この2種はまだ最高峰がどこかわかりません。可能性は無限にあると言えます」という。
醸造家である春香さんが解説するテイスティングは話に奥行きがあって面白く、品種の枠に囚われないワインは、POPなエチケットから想像したイメージともぴったりだった。
[施設名]『Cfa Backyard Winery』
[住所]栃木県足利市島田町607−1
[電話]0284-72-4047
[営業時間]10時~17時
[休日]土・日・祝、年末年始
[交通]東武伊勢崎線福居駅から徒歩約10分、東武伊勢崎線足利市駅からタクシー利用で約10分
・テイスティング:10時~16時、4種1000円※定員4名程度。詳細はhpを参照。
[HP]https://www.winemaker.jp/
撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2025年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「“ワインの角打ち”が人気 気軽に「飲めて買える」オススメ6軒」では、“飲めて買える”個性派店をレポートしています。
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