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南アルプスを象徴するニューオープンのミュージアムへ

宿をチェックアウトしたら、2025年7月にオープンした「南アルプスユネスコエコパークミュージアム M:I(エムアイ)」 へ。こちらは、「南アルプスの自然環境保全」「地域資源の利活用」「井川地域の活性化」を軸に、南アルプスの自然の雄大さを紹介し、井川地域の歴史文化を伝え、新たな発見と学びの場を提供するミュージアムだ。

学校を改修したノスタルジーなミュージアム

高山植物やライチョウなどの生態系をジオラマや映像で紹介する「自然ゾーン」、修験道や山岳信仰、南アルプスを舞台に育まれた民俗文化を展示する「文化ゾーン」、林業、茶づくりといった山麓の営みを紹介する「暮らしゾーン」と、展示は3つのゾーンから構成されている。

クイズ形式で学べる「自然ゾーン」

なかでも、標高3000メートル級の南アルプスの自然と、その地で暮らす人々の営みを体験できる「大型パノラマシアター」は、かなりの没入感。山にいるような気分が味わえるので、これから登山を計画している人にもおすすめのスペースだ。

大迫力の「大型パノラマシアター」

ランチはミュージアム内の「レストラン赤石」へ。鹿肉とイノシシ肉を使った特製パテを挟んだ「南アルプスジビエバーガー」をぱくり。青々とした井川湖の景色を眺めながら味わう、臭みのないジビエは格別だ・・・!

「南アルプスジビエバーガープレート」(1580円)

週末は、都心から少し足を延ばして、自然豊かな『オクシズ』の「今」を体感できるスポットへ、足を運んでみては。

文・写真/中村友美
フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験し、現在に至 る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを始め、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。休日は毎週末サウナと温泉で1週間の疲れを癒している。

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中村友美
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