北海道産の銘柄肉をシンプルに味わうイタリアン『Gatto Calico(ガットカリコ)』@阿佐ヶ谷
北海道・岩見沢出身のシェフ加藤裕人さんが、北海道産の肉を使い続ける理由。それは地元愛に加えて、前の店からの付き合いという、信頼する肉の卸しにある。
「できるだけ同じ業者さんと長くお付き合いしたい」という加藤裕人さん。その料理は一見シンプル。でもとても丁寧に作られていて、実直な人柄がにじみ出るようだ。
北海道産黒豚の濃厚ボロネーゼ2400円
例えば、極粗挽きの豚肉で作るボロネーゼは、肉を熱湯にさっと通して余分な脂やドリップを落とす。そのひと手間で、すっきりとした味わいに。定番のトリッパは、圧力鍋で5時間かけて煮込むからふんわりやさしい口当たり。
知床産黒毛和牛、恵庭産黒豚、白老町のあべ牛など、この店のために選ばれた肉は、時期によって銘柄が変わるが、そこもまた、訪れる楽しみのひとつといえる。
シェフ:加藤裕人さん「冬には北海道産のジビエもメニューに登場しますよ」
[店名]『Gatto Calico(ガットカリコ)』
[住所]東京都杉並区阿佐谷北1-3-3川染ビル1階
[電話]03-5356-6026
[営業時間]月・土・日・祝:12時~14時(13時LO)、17時~23時(22時LO)、木、金:17時~23時(22時LO)
[休日]火・水
[交通]JR中央線ほか阿佐ヶ谷駅北口から徒歩1分
撮影/貝塚隆(36.5℃ kitchen)、西崎進也(Gatto Calico)、取材/岡本ジュン(36.5℃ kitchen、Gatto Calico)
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