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濃い目のチャーハンは味噌ラーメンとベストマッチ

こちらは編集担当のEが注文した「肉味噌ラーメン」。ご覧の通り、豚バラ肉と野菜がたっぷりと盛られている。これはこれで旨そうだ。

「肉味噌ラーメン」。こちらも豚バラ肉と野菜がどっさり
「肉味噌ラーメン」。こちらも豚バラ肉と野菜がどっさり

スープをひと口飲ませてもらったが、やはりこちらの方があっさりとした口当たり。おや? 「こて味噌ラーメン」と比べて、スープの表面に油があまり浮いていない。それがあっさりの特徴であり、こってりとの違いなのだろう。

そして、「半チャーハン」。通常550円が平日限定の「サービスランチ」では、170円引きの380円で食べられるのがうれしい。『ラー大』のチャーハンは、ネット界隈ではとても評判が良く、筆者も楽しみにしていた。

「半チャーハン」。醤油ダレを用いているのは、塩・コショウベースでは濃厚な味噌ラーメンに負けてしまうからだろう
「半チャーハン」。醤油ダレを用いているのは、塩・コショウベースでは濃厚な味噌ラーメンに負けてしまうからだろう

では、いざ実食! おっ、予想通り、味は濃い目だが、決して辛くはない。チャーハンに纏っている醤油ダレが味の決め手なのだろう。油と醤油ダレなどの調味料が米の一粒ひと粒にしっかり絡んでいて、米の甘さをも考慮しているのではないかと思うほどバランスが絶妙ほのかに甘い信州味噌ベースの味噌ラーメンにはベストな組み合わせだと断言できる。

いやー、本当に旨い! サイドメニューにしておくのはもったいない。チェーン店でここまでレベルの高いチャーハンを出せるとは! 筆者の近所に『ラー大』があったら、チャーハンだけを食べに行く。いや、やっぱり味噌ラーメンも捨てがたい。

と、なるとチャーラー1択である。今回は真夏の暑い日に汗をかきながらチャーラーを満喫したが、今度は寒い冬の時季に訪れて、身体の芯まで温まりたい。

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取材・撮影/永谷正樹

1969年愛知県生まれ。株式会社つむぐ代表。カメラマン兼ライターとして東海地方の食の情報を雑誌やwebメディアなどで発信。「チャーラー祭り」など食による地域活性化プロジェクトも手掛けている。

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永谷正樹
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