一子相伝300年の想いが宿る『ショウブン有機玄米くろ酢』3240円/720ml@庄分酢(福岡県)
薄い琥珀色に、落ち着いた酸と香りを湛えたこちら。江戸時代から300年、代々受け継がれてきた一子相伝の製法で造られる玄米黒酢だ。原料は国産有機玄米、玄米麹、水の3つ。発酵期間を甕の中で過ごし、1年以上の熟成を経て完成する。
『ショウブン有機玄米くろ酢』3240円/720ml
【オススメ】
ツンとくる酸味はなく、すっきりとした中に深みが潜む。香りも豊かで、いかにもアミノ酸や有機酸が豊富に含まれている感じ。煮込み料理に合いそう。
[店名]『庄分酢』
[住所]福岡県大川市榎津548-1
[電話]0944-88-1535(代)
[HP]https://shoubun.jp/
琥珀色の壺造り黒酢は酸味まろやか『坂元のくろず』2052円/700ml@坂元醸造(鹿児島県)
江戸時代後期に、霧島市福山町で始まった黒酢造り。壺畑に並べられた陶器の壺に、米麹と蒸し米、地下水を仕込み、1年以上かけて発酵・熟成させる“壺造り”という独特の製法で造られる。美しい琥珀色とまろやかな風味は唯一無二!
『坂元のくろず』2052円/700ml
【オススメ】
酸味はどこまでも穏やかで、コクのある味わいが素晴らしい。他にも発酵と熟成期間の違う酢もありどれも試したけど、これが一番日常使いしやすいと思う。
[店名]『坂元醸造』
[住所]鹿児島県鹿児島市上之園町21番地15
[電話]099-258-1777
[HP]https://www.kurozu.co.jp/
『那智黒米寿』2970円/300ml@丸正酢醸造元(和歌山)
もち米の玄米で造る珍しい黒酢。和歌山県産もち米の玄米・米麹・那智山系伏流水を用い、熊野杉の桶の中で長期熟成させて、手間ひまかけて醸している。明治12年創業の老舗の技と那智の自然の恵みがギュッ!と凝縮。
『那智黒米寿』2970円/300ml
【オススメ】
蒸したもち米玄米ゆえか、立ち上る甘い香りが印象的。コクもあり、炭酸で割っても負けない芳香は、魚料理やニンニクを使った料理にもハマるはず。
[店名]『丸正酢醸造元』
[住所]和歌山県東牟婁郡那智勝浦町天満271
[電話]0735-52-0038
[HP]https://www.marusho-vinegar.jp
撮影/西崎進也、取材/飯田かおる
■おとなの週末2025年11月号は「口福寿司」特集
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年9月号発売時点の情報です。
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