■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:めがえき
妻鹿駅は兵庫県姫路市にある山陽電気鉄道本線の駅で、日本有数の工業地帯と、豊かな漁場である播磨灘に面した地域に位置しています。
古くは水陸交通の要衝として栄え、現在も地域に根ざした生活が息づく場所です。
名前の由来には諸説あります。ひとつは、古くこの地で海の神を祀る祭祀が行われ、神に仕える女性「女神(めがみ)」の「めが」が転じたという説です。
また、交易品や海産物を干すために白い布や網を「懸ける」場所を意味する言葉が変化したという説もあります。
これらの由来からも、この地が古代から海と信仰に深く関わる重要な場所であったことがわかります。
妻鹿駅周辺は、姫路市のなかでも海の幸と地元発祥のグルメが楽しめるエリアです。
少し足を延ばせば、坊勢島(ぼうぜじま)などの離島から水揚げされたちりめん(しらす)や鮮魚が並ぶ市場や、それらを提供する直営のお食事処などがあり、新鮮な生しらすや魚の煮つけなどを堪能できます。とくにしらすは、プリッとした食感と優しい甘みで観光客にも人気です。
姫路には独自の食文化が根付いており、妻鹿駅周辺でも楽しむことができます。
たとえば、焼きそばと焼きうどんを組み合わせた「ちゃんぽん焼き」を提供するお好み焼き屋などが地元民に愛されています。
また、練り製品を販売する工房で作られる、魚のすり身が入った「城下町どっぐ」のようなご当地グルメも、小腹を満たすのに最適です。
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