美しいし、旨いよ!「まつ田せいこ丼」
料理が届くまで、海岸を眺めながら今日の幸運を4人で噛みしめます。メニューには「海のアイドル」という謳い文句も。情報発信お上手です。そうこうしているうちに「まつ田せいこ丼」が到着しました。見て下さい、この美しさ。
まずは足肉を3、4本ざっくりと箸ですくい口に運びます。小さいけど蟹の味わいはたっぷり。悶絶美味しい。味噌とほぐし蟹を甲羅に乗せ、蟹酢で混ぜて食べる幸せたるや言葉になりません。続いて殻から取った出汁で炊いたご飯を一口。ほのかにカニの香りがする絶妙な味覚です。内子、外子、かに味噌、かに身、越の磯、この繰り返しが続きます。
酔った頭でボーっと海岸を眺めながら、かに酢だけでも日本酒が美味しく飲めることを発見しました。幸せが込み上げます。ちなみに直近のお値段をお店に電話して聞いてみたところ、「時価ではありますが、6800円くらいを標準と考えて下さい」とのことでした。高くはありますが、食べる価値ありです。聖子ちゃんファンの方もそうでない方も、福井が誇る「せいこがに」を食べにぜひ同地にいらしてください。
お得な海鮮丼に感激『近江町・海鮮市場料理 市の蔵』@金沢市
続きまして、日本を代表する魚市場である近江町市場(おうみちょういちば)を擁する石川県金沢市に移りましょう。同市場の中には、180軒ほどの鮮魚店や物販店、飲食店が軒を並べています。今回訪問したのは市場の2階にある『近江町・海鮮市場料理 市の蔵』(金沢市)です。同店は11時から22時の営業で、通しでやっているので重宝します。
まずいただいたのは「本日のおすすめ料理」にあった「能登産豚とエリンギ茸の塩麹焼き」です。これが抜群に美味しい。塩麹の力でしょうか、奥深い味わいが口に広がりビールとよく合います。皆さまもメニューにあれば必ず頼んでいただきたい逸品です。
そろそろ魚を食べたいな、と思ってメニューを見ると「海鮮丼(小)」がありました。お店の方に聞くと、まぐろ、かに身、うなぎ、がんどう(ハマチ)、たこ、かじか、が乗っているようです。「小」なのに凄い品数です。さすが近江町市場の食事処と感動しつつ注文しました。どの魚も新鮮で最高です。これで値段が今でも1000円を切っているようで、さすが市場ならではのお手頃価格。御馳走さまでした。








