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旬の食材は食べて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり。本コーナーでは魚や野菜、果物など旬食材の魅力をご紹介します。
さて、今回のテーマとなる食材は?

文/おと週Web編集部、画像/写真AC

■サクサク

正解:シバエビ

難易度:★★★☆☆

かき揚げの定番食材です

シバエビとは、十脚目クルマエビ科に分類されるエビの一種です。日本の本州中部以南の沿岸部から、朝鮮半島、中国大陸の沿岸部にかけての、内湾や汽水域(淡水と海水が混ざり合う水域)の砂泥底に生息しています。

諸説ありますが、かつて東京の芝浦(現在の東京湾岸の一部)周辺の浅瀬で大量に漁獲されていたことにちなんでその名がつけられたといわれています。

実際、江戸時代から昭和初期頃にかけては芝浦の干潟や汽水域がシバエビの一大生息地であり、江戸前の味覚を代表する存在でした。

残念ながら現在では水質変化や埋め立てなどの影響で東京湾での漁獲はほとんどなくなってしまいました。現在、日本国内で水揚げされているものの多くは、佐賀県の有明海や愛知県の三河湾などでとれたものです。

体長は8〜12cmほどが中心で、大きいものでは15cm近くになります。体色は透明感のある淡黄褐色をしており、全身に細かい青黒い斑点が見られます。

味わいの特徴は、上品な甘みと、独特の香り。この香りこそが、シバエビがほかのエビと一線を画す大きな魅力となっています。

旬の時期は、産卵期が終わった10月頃から翌年の春にかけてとされています。

食べ方としては、熱を加えることでより旨味と香りが引き立つため、加熱調理がおすすめです。

もっともポピュラーなのは、サクサクとした食感とエビの香ばしさが楽しめる天ぷらや、かき揚げです。小ぶりのものは殻ごと丸ごと、少し大きめのものは殻をむいて一本ずつ天ぷらにすることもあります。殻が柔らかいので、丸ごと素揚げや唐揚げにしても美味です。

冬の初め頃はまだサイズが小さめですが、味が凝縮されていて美味しいといわれ、春に近づくにつれてサイズが大きくなってきます。濃厚な味わいを楽しみたいなら冬場、大ぶりなものが欲しいなら春先が狙い目といえるでしょう。

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美味しいシバエビの見分け方
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『おとなの週末』Web編集部
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